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一流気取りの変な奴の話。

僕の大切な友人に向けた手紙です。
急いで書きますので,誤字と多少の粗雑な語彙はお赦しを。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

世の中にはいろんなタイプの人がいる。

僕は基本的にどんな人とでもコミュニケーションを取るべきときには取れるけれど…

ぶっちゃけた話,

これは嫌いだなぁ…とか
こいつとは付き合わない…とか

そういう感覚を持つこともある。

そういうのの筆頭が,成功者気取りで底の浅い奴。

これはほんとにタチが悪い。

世の中やテクノロジーの仕組みをきちんと理解して,そこに適応して金を稼ぐことはできているのだから,めちゃくちゃ頭がいいのは確かだ。

だけど…
そういう奴は大抵…

自分より未熟な人を相手に偉そうなことを言った挙げ句…自分とは違う答を認めない。

「君もやってみなよ!」

という感じで人に課題を課し,
チャンスを与えてるようなことを言って…

こっちが必死に考えた答を

「そうじゃないんだよなぁ…」

と否定する。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

答にたどり着くまでの過程や時間も,否定の対象だ。

「結論なんていいからさ,まずはやってみたらいいんだよ」

とか

「チャンスを前にして動き出すのが遅い人は成功しないよ!」

とか言って追い込んでくる。
まぁスピードが大事というのは間違ってはいないんだけどね。

でもそれはそれ。
人を育てるのは思考停止させてコピーを量産するのとは真逆の営みだ。

だから…

そういう奴の周りにいるのは,とにかく思考停止してまるごとそいつに人生を預けた奴らだ。(当然,並以上には稼いでいる。)

だから

本当に悩んでいるのはこっちで,本当は悩んでいるこっちのために協力し合うチームのはずなのに,こっちを無視して自分たちの連帯ばかりを確認しあって,

「やっぱそうだよね〜」

と盛り上がり…
最後には…

「君のおかげでこうやって僕たちもまた考えるきっかけをもらえたよ」

的なことを言い始める。

もう決まってんだ,こういう奴らの傾向は。

「人それぞれ」なんて言いながら,芯のとこでは自分たちのやり方だけを認めてる。それ以外は,結論も過程も,所要時間も否定して,だんだんと自分たちのコピーを増やしていく。

そこで気持ち悪くなって抜けるとどうなると思う?

簡単だ。

アイツらは勝手にまた盛り上がる。

「ま,やっぱり無理な人は無理だよね〜。やればいいだけなのに。」

とか言って。

自分たちの連帯で,世間との溝を作り,そのコミュニティを強化して,周りを見下して生きていく。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

ま,コミュニティを作るってのは今の時代の正解の1つだし,とっても大事なことだと俺は思うけれど…

だからこそ,そんなキモい奴らのコミュニティには入らなくていいと俺は思ってる。

とはいえ…

資本主義の1つの側面としては,稼いでる奴が正義だし,稼いでる奴のところにさらに金が集まる仕組みだから…

今の俺が何を言っても,弱者の遠吠えにしかならないのだけれど…

でも

アホに迎合するのは,教育とは真逆のアプローチだから,そういう底の浅い奴には,俺は付き合わない。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

そんなことを考えた今朝でした。

じゃ,またね。

放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。