「好き」の優先順位〜こどもと関わるのが好きなだけの人が見落としがちなこと〜
僕も「こどもと関わる」のは好きですが、「いっしょに遊ぶのが好き」かと言われると、そうでもありません。
僕はこどもが成長する瞬間を見るのが好き。こどもが元気になったり、理解を深めたり、新しいことにチャレンジしたり…そういう瞬間が好きだしワクワクする。
そして…
残念ながらそういう瞬間を生み出せる大人はそう多くないらしい。むしろ…よかれと思って逆効果なことをしてる大人(保護者や先生)をたくさん見る。
だから僕は考える。
時には何もせず、じっと見ている。
今の仕事(放デイ)では、こどもたちを公園につれていくことも多いが、いっしょに遊ぶことはほとんどなく、全体を見渡せる場所でひたすら見守っていることが多い。
こどもと関わることより、成長の瞬間を生み出すことの方が大事だからだ。自分がこどもと関わることより、こどもたちを安全に家に帰すことの方が大切だからだ。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。