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一理あるだけじゃダメなのよ。

放課後等デイサービスにとってGWはちいさな繁忙期。短いから夏休みや春休みほど大変ではないが、やっぱり忙しい。

で…

僕は連日出勤なので、その前に半日休みをとって帰ってきた。いつもは奥さんにおまかせしてる娘のお迎え。今日は代わりに僕が行く。こういう日常は大事にしたい。

とはいえせっかくの休み。ドトールで遅めの昼食とカフェラテを
をいただきながらこれを書いている。

先ほどこんな投稿をした。

世間にはどうやら、物事を多角的に考えられない人もけっこういるらしい。それなりに筋が通る理屈を見つけると、それだけで自分だけが正義のように錯覚してしまう。アンポンタンだ。

相性ってのはどんなものでも存在する。僕が心理士だからって、万人と良好な関係を築けるわけではない。(だいぶ得意だとは思うけど)

が…

「合う合わないはあるから」という理屈で、人が離れていくことを正当化しているうちはろくな結果にならないと僕は思っている。

一般的な恋愛で考えればわかりやすい。

つきあう。
別れる。

つきあう。
別れる。

つきあう。
別れる…。

こんなことをくり返しながら、別れたあとに「合う合わないはあるから」という理屈しか言わない奴は、最終的にまともな関係をつくれない。

別れた時、「自分には何が足りなかったんだろうか」と考え改善する人は、少しずつ良い縁に恵まれる。少なくともその確率は上がる。

「合う合わないがある」のは事実なのだが、その一方で「合わせる努力が必要」なのも事実なのだ。

そうしたこちら側の努力の必要性を無視して「合わないのはしかたない」としか考えられない人のもとからは、どんどん人が遠ざかる。相性の理屈に一理はあってもそれがすべてではないのだ。

恋愛に限った話ではない。

上司と部下でも
先生と生徒でも…

お互いに歩み寄る努力は必要で、”上”が積極的にそれをやらなきゃ大抵の現場では成立しない。

「ついてこれる奴だけついてこい」というスタイルは、希望者が多い大企業や超絶モテるイケメンくらいじゃないと通用しない。

モテもしないくせに合わせる努力をしない身の程知らずは、相性のせいにしながら現状維持をつづけ、いつのまにか縁にも運にも見放される。

一理あるだけじゃダメなのよ。
ほかの意見にも一理以上はあるのだから。

放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。