Stephen Law, 'Gilles Deleuze', "Philosophie", 2016, Dorling Kindersley.
ジル・ドゥルーズ(1925-1995)、フランス
ドゥルーズは新しい諸概念を形成する創造的な過程として哲学をみていた。そうした諸概念を彼は現実を否定し超越する諸理念としては理解していない。それら〔諸概念〕は、彼がスピノザとニーチェについての講義のなかではっきりさせたように、むしろ断絶点を示し、新しい結びつきを可能にし、思考に新しい道を開く。ドゥルーズはとりわけ精神分析家フェリクス・ガタリとの特に『アンチ・オイディプス』や『哲学とは何か』を著すこととなった協働をとおして知られるようになった。「文化のファルス的構造」に反対して彼らは「欲望する機械」の概念を立て、分類する思考に反対して反階層的な「リゾーム」、つまり媒介理論にとって重要となる概念を立てる。
ドイツ語の翻訳練習がてら訳しただけで内容の精査は一切していないため、注意。出典はタイトル通り。一応、当該邦訳はすでに出版されているので、詳しい内容はそちらを見るが確実です。
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