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ちょっとした工夫で最短で第二種電気工事士試験合格マップ

独学で第二種電気工事士合格(2019年12月期)

合格時は31歳でした。 独学でも合格可能だと思います。

2019年の後期(12月)に第二種電気工事士の国家資格に筆記・実技共に一発合格しました。もし今年合格したいと思って勉強していられるなら、僕のおこなった勉強方法が少しでも役に立てたらと思ってこれを書いています。

正直あまり第二種電気工事士の勉強方法のブログは見かけないと思います。 僕は見つかりませんでしたし、探しませんでした。笑 なので自分の経験を発信できればと思って書いてます。

電気の知識が0、苦手でも合格できます!!

僕がそうだったので!しかもたった4ヶ月で! ただしやる気は必要ですよ!(笑)

実際に勉強を始めたのは8月に入ってからです。

僕はまずこのテキストを買いました。

勉強に使おうと思った理由

まず僕が第二種電気工事士を受けようと思ったのは電気について基礎から勉強したかったからです。また、自分のなかで読んでいて読みやすかったですし将来的にも役に立つ知識だと思いましたし、自給自足を目指しているので自分でソーラーパネルをつけられたらいいなくらいで勉強を始めました。 ちなみ学生時代は勉強はかなり苦手でスポーツしかやってませんでした。とりわけ電気科学英語数学はちんぷんかんぷん。 でも、大人になるにつれて学ぶの楽しさを学びにました。 なので、そういう方に向けて書いてます。 ”You can do it!!"


オススメポイント①

 まずは、筆記試験の日程と申込み日の確認

https://www.shiken.or.jp/examination/index05.html

まず、僕は勉強を始めるにあたって、筆記の試験の日及び試験申し込み日をチェックしました。なのでまず逆算します。筆記試験まであと何日か。ここ大切です。 一年に2回しかない試験なので、時期がずれると半年ほどの期間が開いてしまいます。 僕は短期集中型の方なので期間が長いとだらだらしちゃうタイプです。 予定を立てることによって自分の勉強量も計算できます。 

 僕の場合はちょうど、7月下旬に勉強しはじめて試験を受けようと思い立ったので、試験申し込み締め切りの8月中旬には間に合いました。しかし、8月下旬に始めようと思ったら次の試験は来年になってしまいます。試験日を知ることでモチベーションにもつながります。

筆記試験の時間は2時間です。

オススメポイント②

 第二種電気工事士試験向けの講習があるか調べる。

 また、僕の地元の県(茨城)では第二種電気工事士試験向けの講習があったのも助けになりました。 筆記用の講座と、実技用の講座が各3000円で6日、計18時間、実技用の配線なども付きで講師の授業を受けられるという講座があったので、先着順ではあったのですが申し込みをしました。

さすがに仕事終わりに夜9時過ぎくらいまで講座があったので大変でしたが、その努力も投資と考えれば安いものです。 もし時間があるならお住いの都道府県にそういう講座があるか検索してみてください。  

オススメポイント③

勉強すべきポイント①

電気を勉強してくると絶対に出でくる計算問題! 僕も最初はちんぷんかんぷん Ω×A= V V÷Ω=A...etc などもっと分からない√を使った式など、正直難しすぎました。 

計算問題はできなくとも筆記試験には受かれる可能性はあったのですが、やっぱり計算が出来なきゃ電気を勉強する意味がない思い、テキストやネットで探した中学理科のサイトなどを屈指して電気の計算を勉強しました。

Youtubeで”中学 理科 電気”などで検索するたくさん出てくると思います。  基礎の計算方法を学ぶのに役立った動画がこちらです。かなりわかりやすく説明されているので電気が苦手なかたでも理解しやすいと思います。


•勉強すべきポイント②

計算方法の他にも法令などは過去問を繰り返しやりました。正直、毎週末一つの過去問をテストし、丸付け、間違った所はテキストと照らし合わせなぜ間違ったのかを確認。なぜ間違ったのか理解しないとまた同じところで間違います。 また、繰り返しテキストを読むことによって反復練習の原理で頭の中に刷り込まれていきます。 これをすることによって頭に写真として残ることがあります。 

たぶん過去問だけで5年分はやったと思います。古すぎても数値や法律が変更になってる場合もあるのでなるべく最近の過去問しかやりませんでした。 法令なども変わりますので古すぎるとそれはそれで問題になってしまいます。 

特に数値に関してはしっかりと勉強して他の数値と混同しないようにしましょう。

1,直流600V以下・交流750V以下

2,直流750V以下・交流600V以下

こういう問題を覚え間違いで間違えるのはもったないのでしっかりと覚えましょう。

正解は2番です。 こういった迷いそうな問題がありますが覚えていればチャンス問題です。 なので取りこぼさずに拾っていきましょう。


全50問ありますが、50問中最後の20問は工具や電気配線図の問題です。こちらはもう覚えるしかありません。写真だけじゃ分からないのでホームセンターに行って実際にどんなものか見るだけでも楽しいですよ。 僕は仕事帰りなどに立ち寄ってコンセントやランプレセプタクル、スイッチ類など眺めていました。 あとは使ったことのある工具もあったりしたので工具については苦労はしませんでした。 パイプベンダなんて普段は目にすることのない工具ですからホームセンターで探してみるのもありだと思います。 最終的には工具を買って、必要な材料を買って家で練習するに限ります。

ちなみに僕は筆記試験は自己採点ながら39/50は受かってました。 30/50問6割取れれば合格と言われるので78%は自分の中ではまあ満足でした。 でも、実際に結果が送られて来るまではドキドキですよね。結果はハガキが来る前にネット上で確認できます。

自分の受験番号を入れると

[この受験番号は合格欄にあります]とだけ書いてました。 それでもハガキが合格通知が届くまではウキウキでありドキドキでした。 無事ハガキにも合格とあり、二次試験(実技試験)の案内もあり一安心。でも、1ヶ月後には今度は二次試験があります。

勉強すべきポイント③
技能試験の重要ポイント

現在の第二種電気工事士試験の二次試験は1つでも間違いがあると一発で不合格です。以前は大欠陥と小欠陥かに分かれていて小なら2-3つくらいまでは大丈夫だったみたいですが、どんなミスも現在は許されません。その代わりに毎年全13問題が公表され、そのうちのどれかが選ばれ出題されます。 

なので勉強方法としては まず全13種の電気配線図を遅滞なく読め、理解出来るようにならないとだめです。 実技試験中に出題される問題の配線図を素早く読めないとそれだけで実技に取り掛かるまでに時間がかかってしまいます。そうなると、実技が苦手な人にとっては大問題です。

実技時間は40分間しかないため、それに10-15分も費やしてしまうとかなりの時間ロスになってしまいます。5分以内に理解して作業に取り組前るようにしたいところです。

残りの35分のうち慎重にやっても25分で完成できるのでくらいのスキルはつけていて欲しいです。最後の10分で配線ミスがないか確認が必要です。圧着端子のサイズのミスや接続・マークミスなどがないか一つ一つ確認する時間も含めると25分以内に終わらせるのがベストだと考えます。

・配線図確認、理解、組み立てプラン 5分

・作業時間 25分

・確認時間 10分

 計 40分


筆記試験の配線図が読めないとどういう配線でどのライトにどう電気が流れるかが分からないので自分で配線が組むことができません。 なので、もし筆記試験が受かったとしても、自分の頭で配線図を理解していないと電流がプラスからどうスイッチに行き、電球やコンセントを通りマイナスに帰ってくるのかがわかりません。 これはじっくり考えながら慣れていくしかありません。 1つ覚えておくと良いのはスイッチにはマイナスは行きません。マイナスはコンセントや電球などの物からしか流れて来ません。

例えば

○ プラス配線→ Aスイッチ→ Aライト→ 点灯→ マイナス元線に戻る 

☓ プラス配線→ Aスイッチ→ マイナスが戻る Aライト→ 点灯→ マイナス元線に戻る 

プラスの本元から来ているものは電球を照らすまでプラスしかありません。照らしたあとはマイナスとしてマイナスの本元に戻ります。 

簡単に言えば輪っかになっているような感じですね。その間にスイッチやコンセントがある感じです。 言葉足らずですみません。 配線図が読めるようになると電気配線に関してもっと楽しくなると思います。 

作業時間に関してはどのくらいの時間を練習に費やしたかで決まると思います。一発勝負はオススメしません! 初めのころは1種類作るだけで1時間以上かかってしまいまうす。 試験時間はたったの40分です。初めての方が初めて工具握ってもそ工具の使い方や配線のルールが存在するのでそれに従いながら配線していかなければなりません。実際に僕はホームセンターでなるべく13種類に使いまわしが出来そうな材料をを2000円くらいで購入しました。


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正確には

・コンセント

・スイッチ類

・リングスリーブ

・差込形コネクタ

・ケーブル

・ランプレセプタクル

・引掛シーリング


・あると便利なもの

配線用のクリップとコンセントやスイッチ類から配線を外す器具です。

配線用のクリップ:圧着端子を付ける前に仮止めとして使います。付けておくことで配線ミスに気付いたときなどにも対応が可能になりますし、何しろ配線同士でごちゃごちゃしなくなるのでオススメです。 配線ミスを減らせることにもつながります。

配線を外す器具:こちらは引掛シーリングやスイッチから配線を外すのに役に立ちます。 マイナスドライバーでも外れますが、ドライバーが太かったりでなかなか外れないことが多かったので購入しました。これを使うことでミス配線を外すときや練習中に外すときなどの時間の削減につながりました。 スイッチなどを壊してしまったりでも不合格になってしまうので注意が必要です。

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特に時間をかけて練習が必要なものです

コンセントやスイッチに配線を剥いてつなげる練習ランプレセプタクルに配線を取り付ける練習。どの問題にもほとんど出てくるのでマストですね。 配線自体も価格は高くはありません。なので本気で受かりたいと思っているのであれば絶対に練習すべきです。 あとはコネクタに接続するのにも何ミリ以上は出ていてはダメとかもあるので注意しながら勉強してみてください。

オススメポイント④ 

•電気工事士用の工具

使用工具にも規定があります。 何でもいいわけではありません。僕はホーザン株式会社で出している電気工事士工具セットを1万ちょっと出して買いました。 試験にでる配線図もついていますし、ホーザン株式会社はユーチューブに動画をあげているので、実技が苦手な方は時間があればすべての種類の動画を見ることをオススメします。



最後に

以上が僕が第二種電気工事士の試験に受かるまでに行った工程になります。

最初は誰しもできません。しかし、続けることで徐々にですが成果が出てきます。苦手なものを克服した時はうれしいものです。ぜひ、自分を信じて行動してみてください。  もし、この記事を読んでいただき合格した方がいましたら、ぜひ教えてくださいね。 

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参考になった方はLikeしていただけると僕のモチベーションにつながりますのでお願いします。

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