新しいアイデアはもっと辺境から、明後日の方向からやってくる。ということを真似してみた。
ふと、おととい見たnoteです。
BRUTUSとケトルという、とってもカッチョ良くテーマを深堀りする雑誌です。
その編集長が対談したnoteです。結構、ボリュームありますが、お二人の会話はとても興味深く、メモメモしまくりました。
このnoteの中で、
インタビュアーから、インターネットのニュースメディアについて聞かれた際に、嶋(ケトル編集長 写真右)さんは、
僕はLINEです。LINEでニュースアカウントをフォローしているんです。全国の地方紙を含めて、約70媒体ほど。こうしておけば、メディア側が1日2回、人力で8つのニュースを選んで送ってくれます。そうすると、琉球新報はこのニュースを今日は一番大事だと思ったんだなとか、岐阜新聞はこれが大事だったんだな、というのが分かるわけです。
ーー中略ーー
なぜこんなことをしているかというと、 ー中略ー Yahoo!ニュースやグノシーなど複数のメディアが読めるプラットフォームでは、その媒体の文脈が分からないんですよ。たとえば雑誌でも、ひと記事だけを切り取って読んでも情報としての価値はありますが、一冊のパッケージの中になぜその情報が含まれているのか、という文脈の方が大切だと思うんです。このメディアはこんな主張をしたいんだっていうのが。
そして、
なにか企画しようと思ったときに、みんなGoogleで検索するので。それはみんなが見れるもので、同じような文言にしかならない。新しいアイデアはもっと辺境から、明後日の方向からやってくると僕は思っていて。
ほほっーと。感心し、早速真似してみました。その中で、全国版とも思えるLINE NEWSと僕の大好き沖縄から琉球新報から、対象的なニュースがあったので紹介します。
8/18(日)
LINE NEWSでは、サッカーの香川選手がスペイン2部リーグに移籍し、出場した内容が載っています。
一方、琉球新報では、サッカーの小野選手がコンサドーレ札幌からFC琉球に移籍し、横浜FCと対戦。三浦カズ選手との対戦を見ようと過去最高の1万2000万人の観客を動員した。という内容です。
小野選手の凄さが伝わるとともに、沖縄の最高齢が111歳で、その方が亡くなられたと。僕が死ぬときに報じられてみたいなと。
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8/20(火)今日ですね。
LINE NEWSでは、広島土砂災害から5年。災害の風化を懸念する広島市長のコメントが報じられています。
一方、琉球新報では、島ぞうりのなどを販売する「沖縄月星」の在庫5万足が全焼したというニュース。
もちろん、火事に遭われた会社の方々への心配な気持ちもありますが、
島ぞうりが、ウチナーンチュ(沖縄の人を指す)愛用であったことも初耳でしたし、その島ぞうりはインドネシアから多くを輸入販売している事実も知りました。
沖縄のことをこのLINEを通して知れました。
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昨今、youtubeやグノシーなどのアプリでは、自分の好きなものを表示してくれていて心地良いことは良いんですが、逆に自分の視野が限定的になっているのではとも考えていました。
また、沖縄の島ぞうりについて調べたいと能動的にグーグル先生を使えば、知ることはもちろん可能です。
しかし、自分から情報にリーチせずとも全国の地方新聞のアカウントをフォローしておけば、自分の範囲外の情報に触れられる良さを感じました。これが恐らく、新しいアイデアが辺境からやってくるという感覚なのではと思います。(アイデアに昇華出来てはいませんが・・・)
このnote記事を通じて、また一つ世の中のことを知れました。
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