見出し画像

恥ずかしすぎて泣きそうだった話

今日ね
仕事からの帰り道
新宿で山手線に乗り換えて
車内で発車まで待ってる間よ

わたしは通路のほぼ真ん中くらいに
立ってたんだけど
通路をつっきって
他の車両に移動しようとしている
お嬢さんから

どけよテメェ


と言われまして。

一瞬、何言われたか
わかんなくなって
頭の中で音をリピートして
「どけよテメェ」と
日本語に文字変換し

最初は
「いやいや
 あれはないでしょ~」
と苦笑いだったのですが

そのあと
すっっっっっごいムカついてきて。

首根っこつかまえて
睨みつけて
お前何様だ
公共の場所で
ジャイアンか
その覚悟あんのか
こら
ふざけんな
わたしが速攻でやり返す怖い人じゃなくてよかったな!?


言いたくなりましたよ、
その「どけよ女」に(命名)。笑

ひととおり
イラっとして
ふと我に返ると

あれ!!!???

「どけよ女」って
わたしじゃーん!!!


と気が付きまして。

・・・どういうことかというと
ちょっと長くなるんだけど

わたし1月2月は馬車馬のように働いたから、
振替休日が6日くらいあるのね。

それで、年度末の繁忙期も
落ち着いてきたし
帰省しよう!と思って
計画してたわけ。

月・火と振休を取って
日・月・火と帰るんだ~
わーーーい

と、それを楽しみに
計画を立てて。
土日も祝日も働きましたよ。

そんなある日。
わたしが振休を予定していた日が、
わたしが所属している部署の
引越の日にあたりることになり。
しかもなぜか業者さんにお願いせずに
自分たちで重い机を運ぶっていう。。。

でももうわたし帰省するって決めたし。
今さら予定変えたくないし。
報告書の提出の日に休む人だっているし。
おっきな会議の前に休む人だっているし。
引越くらい、休んでもいいでしょ、と
軽く考えてた。

そしたら同僚に
「年度末の休暇は会社の都合も考えてとらないと・・・」とか
「とりあえずみんなに謝っておいたら?」とか
言われて。

すっっっっっごくカチーンときたんですよね。

たまたま引越とかぶってしまっただけなのに。
まるで振休を取ることが悪いことのように聞こえて。
それをわたしに言ってきた人だって
もっといてほしかった日に休んでたじゃん。
ていうか机自分たちで運ぶってなんなん。
振休じゃなくて残業代出してくれるんだったら休まんわ。
ていうか土日出勤しなきゃいけないマネジメントすんな。
忙しいってわかってるんなら年度末に引越すんな。
わたしにはわたしの都合があるんだから
会社の都合なんか知らんわ。

と、心の中で
悪態の限りを尽くし

でもしょうがないから
一応軽めに「すみません」的なメールを
同じ部署の人に送って

帰ろうとした
電車の乗り換えでの
出来事ですよ、
「どけよ女」。

「どけよ女」にとってのわたし
=電車で通路に立って
 自分のために動いてくれない
 邪魔な人

が、わたしにとっての会社と同じで。
「どけよ女」が同僚から見たわたしだった。

ただただ
自分の思い通りにならないものに
俺がルールだと言わんばかりに
自分の都合を「どけよテメェ」と押し付けて

あーもう
最悪
恥ずかしすぎて
痛すぎて
泣ける

と、泣きそうになりながら
帰宅したのでございました

いやさーーー
あれはひどいじゃん?
「どけよ女」だよ?

「わたしにはわたしの都合がある」なら
「会社には会社の都合がある」のは
当たり前じゃん

それをお互いに言い合ってたら
何も始まらないじゃん

「どけよ女」のこと
惨めに思ったし
小馬鹿にしてたけど・・=
無自覚に暴力的に
自分の都合振り回してたわたしも
同じくらいたちが悪い

あーーーーー

と、久々のこういう痛さ。
恥ずかしいというより、痛い。
ズキズキ、グサグサという感じもするし
鈍器で殴られたような感じもする。

とはいえやっぱり帰省はしたいので

机の移動は近所の方に
かわいくお願いして←
名古屋のおいしいお土産を
いっぱい買っていこうと
割と素直に思ったみほでした。

美保

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?