見出し画像

漫画の世界へ

池に行ったがあまりの湿気にまいって即我が家に帰還。
今のおうちは山の上だから風が入ってまあまあ涼しい。
さて、毎週毎週、土曜日になると勝手に大きな悟りが訪れ、
ハッ!!うわー!そうだったんかー!となるのだが、
それは昨日もやってきた。

4月に守護霊に次のステージは波乗りじゃなくて心地良さ、リラックス、楽を選ぶ段階。今までのように波乗り試練ステージの癖をひっぱらんように。

と言われたのだが、そうは言われても、
5月までは、子供たちはまだ休校中でカオス、
足負傷により動くのも不自由で、なんだかそんなもの実感できなかった。
でも、6月からやっと子供たちが学校に行き始め(長男もひとまずソウルに戻る)、対馬のおうちも整理でき、違和感があることは絶対にやめようと決意し、自分時間も持てて、毎日平和だ!雨はたくさんふるけど、霧もすごいけど、山はきれいで、空気もおいしい!

済州のおうちは天気がいいと水平線が見えてまるでラピュタの天空の城にいる気分&家から下界に下りていく時はオレンジの屋根のおうちいがいっぱいあるのと、海の町が一望できて、まるて魔女のキキになったみたい。
さらには、庭に出ると電力発電用の風車が森の中に並んでいるのが見えて、あれ?ここってナウシカの世界だっけ?と現実だけど非現実世界にいるような気分になる。

ああ、(お金も何もないけど)なんでこんな平和なんだろう。
あまりに平和だし、子供にも夫にも大好きアピールを毎日されて愛情をあふれるほどもらい、なんかもう好きなことしかやってないし…
好きな人としかつきあってないし、ほんとにこれでいいのかしら…と不安になるほど。

で、雨もふって、なんだか情緒不安定なある日、
突然漫画が読みたくなり、かつて好きだった竹宮恵子の「地球へ~」を皮切りに、小学校の時の愛読漫画「ときめきトゥナイト」や、
中高ではまってた「CIPHER」などを一気読みし、
過去とSFの世界へタイムトリップ。

そういえば昔は毎日毎日不安だったな、
何かにつねに追われてるみたいで、
誰かにつねに見張られてるみたいで、
ちっとも安心できなかったな。

さらに20年ぐらいずっと過呼吸もちで(今でいうパニック障害なんか?)
年に1~2度は倒れて、救急車で運ばれてたし、
自律神経失調症でいつもめまいがしてた…
(5年ぐらい前まではそうだったけど、もうすっかり過去のことで忘れてたし、今は信じられんくらい元気)

というようなことを思い出したら、
突然、ある人に過呼吸ってストレスが原因じゃん、大変だったのね、って言われたことが思い出される。

ああ、なんで私あんなにストレスまみれの人生だったんだろう、
そっか、私も大変だったのだな、と思ったら改めてどーっと涙が出てきて、
でもそれは過去を自分を哀れむとかじゃなく、
もう区切りの涙という感じで、「そうか、なるほど、私はほんとに新しいステージに入ったのだ、よくわからんけど、もう試練とか波乗りとか力業とか本気の本気で卒業したのだな」と腑に落ちた。

つまり(←強引)ここで言いたいことは、こんな漫画読んでて何の意味あるんかなー、でも読みたいから楽しもう、と意味がないことをあえてやることで、大きな意味のあるものがどーんとやってきた、意味あるとかないとか、ある意味、何の意味もないのである、ということ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?