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名言が浮かんだので聞いてほしい

俺は生まれつき眠いとつい寝てしまう体質なんだけど、から続く言葉が特に思いつかない。いい出だしだと思ったんだけど、イマイチ釈然としない。

この中身のない文章は、こないだ浮かんだ名言に繋がるかもしれないし繋がらないかもしれない。繋げようとすれば繋がる気がしないでもないが、何ならその名言がなんだったか思い出しながら書いてるくらいには何も考えずに書いているから、これはお互いに不毛なのかもしれないし、そう思ってるのは意外と俺だけかもしれない。意外と好きかもしれない。こういうのが。案外。

心に浮かんだそのままを、熟考せず、吟味せず、ただたらたらと書いていくという試みをしている。意味があるのかと言われれば、ないのだ。ただ物好きなやつは、このリズムが文章の醍醐味なのだとか言うらしい。俺の文章にそういったわけじゃないけど。これから、どんな展開が待っているのだろう?それは俺にもわからない。けど、あなたには何となく分かっているだろう。俺に分からなくて、あなたにだけ分かるのは何か?

あなたはこの先の展開のヒントとして、右側のスライドバーの長さを見て、今回の記事はあとこれくらいで終わるな、という見立てをつけられるはずだ。それが僕には出来ない。この文章は確かに俺が書いてるし、意のままのはずだよ。

でも実際そうじゃない。俺が書くのを辞めたときに、ようやくそれ以上は語るまいよと推して知ることが出来る。終わったのだと知ることが出来る。

文章は大抵、気が済むまで書くことが出来る。後から見て眺めることも出来る。そして、ここはこうあるべきだったのではとか、そんなことを考えて反省することも出来る。

では俺の人生はどうだ?

気が済むまで続くのだろうか。こうしてだらだら書き連ねて呆けてても、いつか今から全てを振り返る反省の時間ですと先生みたいなのが知らせてくれる?しかし反省したところで、俺は何をすればいい?俺は反省するべき俺を終えたところなのだけど。

訴えるべきこと。別にない。後悔していること。別にない。逆に、特別に幸せを感じている?それも特にない。

なぜこんな話をしているかって?くだんの名言に何か繋がるかもしれないって気持ちも吝かではなかったけれど、そこまで繋がりそうもない。なんなら気まぐれでここで言ってしまおうか。最後まで取っておこうと思ったのだけど「大人は過去に生きる。子供は未来に生きる。」これが俺が思いついた名言。どう?こんな途中で言うなんて考えてた?

俺は書き出した時の気持ちより、今の気持ちを大事にした。

人生の話をしたから、なんとなく、文章はこうあるべきという考えを、固定概念を二の次にした。そしたらちょっと想定外になった。こっちのほうが、なんかちょっと楽しいんじゃない?

さっきの名言、敢えてもう一度は言わないから、見返して反芻してほしい。俺も今反芻してるところ。名言だとか自分で言った割に、自分で自分の教訓みたいな気がしてるから、俺もその真意はよく分かってない。なんでそんなこと言い出したんだろうね?こんな名言ある?俺より前に誰か言ってた?言ってたら恥ずい。恥ずいけど、そうなったらマジ名言ってことだもんね。自信持つね。ありがと。

名言通りなら、大人になるっていいことかしら?

転んで怪我しなくなったり、愛想笑い出来るようになって、幸せになれただろうか?

まだわかったもんじゃないよね、人生って。何なら、今までの人生と明日という日を、別々に考えたっていいんだよ。むしろ、それが普通なんじゃない?どうして今日までの自分と明日からの自分が延長線上にないと不満なんだい?

なんでお前、味噌汁飲みながらグラタン食ってんだよ?って言われるくらいがちょうどいいんだよ。そういうお前は味噌汁飲みながらグラタン食ったのかって?なんでそんな食べ合わせしないといけないの?

俺は俺の道を行くよ。明日の俺は今日までの俺と違うらしいから、俺っていうのが何なのかイマイチ把握してないんだけどね。

親友のあいつがモヒカン三つ編みになってたり、気になるあの子が上瞼に5メートルのつけまをつけちゃって瞬きが出来なくて号泣してたり、新任の先生が近所の小学生の家で飼ってる秋田犬だったとしても、俺は俺。

ほら、想像してみて。想像つかないこの文章の先。こんなバカみたいな文章ですら予想出来ないのに、大人ぶってどうするんだい?

どんなオチが待ってるんだろう?ワクワクしながら仮面ライダーを夢中で見てたあの頃を思い出して。初めてポケモンで殿堂入りした時のドキドキとか、初めて恋に落ちた時の浮遊感を思い出して。

まあ俺は仮面ライダーよりおジャ魔女どれみを見てたし、ポケモンはいまだにやったことないし、初めて恋に落ちたのは幼稚園の時だから浮遊感も何も覚えてないけど。

そんで、何の話だったっけ?

読んでくれてうれしいです。