#1 restart:ビスタサイズ

 しばらく卒論に追われて投稿できなかったぁ。記録は途絶えてしまったが、70日間(約3か月)毎日日記を投稿し続けただけでも大したものだ、と自分を褒めておくとしよう。さて、再び毎日日記を続けるかという点についてだが、続けなくてもいいかなと思っているのが本音だ。というのも、やはり個人の特定につながりかねないことをつらつらとここにさらすのがあほらしく、やめることにした。なんて、いいつつそのうちまた書き始めるかもしれないけれど。今まで書いてきたものは気が変わるまでは残しておくことにする。

 ではこのアカウントで何をするか、日々の疑問を書いて思考を深めるとでもしようか。疑問を持つことが苦手なのは、メインのnoteで再三言っている。疑問を持って、それに対して自分なりの答えを出したり仮説を考えたりすることが苦手。故に思考力が一生ない…。このままではいけないからまあ何かしら足しになればということで、ここで作業をしていこうと思う。

本日の疑問:映画の画面サイズはテレビとなぜ違うのか?

昨日映画館で映画を見た際にふと抱いた疑問。今までよく映画を見ていたけれど、そこまで気になったことがなかった。

 当然映画館の一つのスクリーンでさまざまな映画が上映されるわけだから、サイズは統一しなければ不都合が生じるのは想像にたやすい。しかし、あのサイズに意味はあるのだろうか。テレビと同じ縮尺ではだめだったのか。そもそも映画はテレビではなく、映画館で見られるものだったことを考えると先に映画館のスクリーンサイズが標準で自宅サイズに調整されたのがテレビだろうか?テレビは当然に地上波のために作られて、その後DVDの再生機能が作られたのだろうか。一つの疑問を持つと意外と芋づる式でたくさん疑問が出てきて、自分の無知さを思い知らされる。


「映画 画面サイズ」なんてgoogleの検索バーに打ち込んでみると、「画面比率について」「超重要!”アスペクト比"が画面にもたらう魔法」「スクリーンサイズについて」「2.35:1の画面比率について」など、シネマスコープとやらを詳しく説明しているサイトが多そうだ。

 やはり”魔法”というキーワードは目に留まってしまう。どうやらこのサイトによるとビスタサイズ(1.85:1)が今の映画の主流。これについては後述するとして、これ以外にはスタンダードサイズ(1.33:1)アカデミーサイズ(1.37:1)シネマスコープ(2.39:1)が存在するらしい。昔の映画を見ていると、これらのいずれかのサイズに当てはまることが多いらしい。どうやら表現技法としてスタンダードサイズやアカデミーサイズが今の映画に用いられることもあるそうだ。

 ちなみにスタンダードサイズが今の、というか以前からのテレビのサイズ。故に標準サイズなのかも。シネマスコープが主流となったのは、テレビが大流行したあと。テレビができたことで映画館から足が遠のいてしまって映画館ならでは魅力としてそこでしか味わえない迫力のあるワイドな画面ということで20世紀フォックス社が生み出したのだとか。

アナモルフィックレンズという、イメージを横方向に圧縮した状態で撮影するレンズがあり(そのイメージは1.33:1のスタンダードサイズ)、それをポスプロ段階であとから横方向に2倍に伸ばすことでワイドな2.35:1の映像を生み出すという原理を用いています。

 そして、今の映画でスタンダードなのがビスタサイズ。20世紀フォックス社のシネマスコープに対抗して、パラマウント・ピクチャーズ社が開発したのだとか。とはいっても、アクション映画など迫力を重視する映画はシネマスコープで撮っていたり、さまざまだとか。映画館に行くと予告と本編の間とかに”ブーン(ウィーン?)”とかいってスクリーンのサイズが変わるが、上記のバージョンに調整可能なのかもしれない。

 ちなみにビスタサイズは16:9の比率に最も近いため、スマホで映画を撮ろうと思うと、16:9で撮影すると一番映画っぽくなるかもしれないね。



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