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自然土壌由来ゲンマイドトキシン

Ⅰ 自然土壌由来によるドラックリポジショニング
〈暴露前経口予防内服〉ゲンマイドトキシンのヒト臨床アプローチ

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⚪︎メニュー名称
免疫食摂取による臨床に関する研究ランチ
1/2GE
ワンハーフ・ゲンマイドトキシン


時間制限法:午後12時に昼食を取り、夕食は午後8時までに取る。その後、翌日の午後12時までなにも食べずに過ごす(16時間断食する)。2食に1食は7号食ワンハーフ・ゲンマイドトキシンとし、毎日このパターンで食事をする。


1 .対 象

本臨床研究においては、普段より精白米食を主食としている成人男性を選択し対象とした。臨床期間中薬物などを服用している対象はいない。対象者には 本臨床の趣旨やプロトコルを,口頭において十分に説明し、インフォームドコンセントを取得している。


2 .方 法
ゲンマイドトキシンの摂取は各対象が日常精白米を食しているときと同様の量をゲンマイドトキシンの量に置き換えて摂取した。ゲンマイドトキシン摂取前と研究期間中の他の食事メニュー(主菜,副菜)は全対象ともにほぼ同じ食事であった。

1 日のゲンマイドトキシンの摂取回数は対象全員 1 日 2 食(朝,昼,夕の任意の 2 食)のうちの一食とし,ゲンマイドトキシンを2ヶ月 間摂取した。もう一食に関しては、指定はなく普段通りの食事を摂取している。

本臨床期間は令和2年 6月 1 日~令和2年
7月30日の60日間であった。


臨床検査値の測定

臨床検査データとして、一般的な臨床試験では電解質, AST,ALT などを、貧血関連の検査データとして、血清 鉄、フェリチン、不飽和鉄結合能(UBIC)、総鉄結合能(TIBC)、葉酸,ビタミン B12 など、また血清中脂質関 連検査データとして、総コレステロール、中性脂肪、 HDL‒コレステロール、 LDL‒ コレステロールを測定する。


結 果

ゲンマイドトキシン摂取により平均体重には大きな差がないが、差としては有意差が認められた。TIBC 値は有意に低下した。また総コレステロールと LDL‒コレステロール値は有意に低下した。全対象排便がよくなったとのことで あったが,下痢などの有害事象は認められなかった。


考 察

ゲンマイドトキシン成分はたんぱく質,脂質,ミネラル特に鉄分,食物繊維などが多いことが知られている。白米と比べるとミネラルは3倍の646mg、ビタミンは9倍の1.85mgにもなり、ゲンマイドトキシンの健康に与 える寄与として,貧血症状改善あるいは脂質改善の可性が予測できる。
女性、妊婦などの鉄欠乏に陥りやすい人、あるいは鉄欠乏貧血の傾向のある人などには、ゲンマイドトキシンの摂取は鉄欠乏に対する改善に寄与できると考えられる。 一方,脂質に関しては中性脂肪および HDL‒コレステロール値には有意差が認められなかったが,総コレステ ロールおよび LDL‒コレステロール値は有意に低下することが認められた。血中のコレステロールの減少には食事因子としては食物繊維や不飽和脂肪酸が影響するといわれている 。

ゲンマイドトキシンには食物繊維が多く含まれ、ゲンマイドトキシン食摂取により脂質代謝改善に有用である可能性が示唆された。 近年肥満防止,あるいは生活習慣病の予防が社会的問題にもなっている。ゲンマイドトキシン食の摂取は脂質代謝改善に効果があることが認められたため,肥満対策,生活習慣病対策,あるいは高齢者などには非常に有用と考えられる。

本臨床は期間として2ヶ月の短期間であり,対象も成人男性であった。健康志向する人として高齢者あるいは妊婦,女性、基礎疾患を抱える人間などが多い。またゲンマイドトキシンは食事として経口摂取であることを考えれば,ワクチンや治療薬、血漿治療とは異なる安全安心のアプローチとして、今後は対象の検討,あるいは長期の研究期間を考慮した検討も必要である。

しかし本臨床において、ゲンマイドトキシン摂取による健康に与える有用性が認められたことは、成分だけでなく、実際の健康管理におけるゲンマイドトキシンの有用性が示唆されたといえる。




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新型コロナウイルスは、人間の免疫を攻撃し基礎疾患症状を押し出すブーストウイルスである。私たちにとってこの戦いの真のターゲットは基礎疾患、つまり、癌、肥満、糖尿、高血圧などの生活習慣病である。ウイルスー基礎疾患を同じベクトルとしてのインテグリティなアプローチを行うこと重要になってくる。

ゲンマイドトキシンアプローチは、ウイルスによる基礎疾患のブースト活動を逆にデブーストすることにより、「重症者」は「中等症者」に、「中等症者」は、「軽症者」に、「軽症者」は、「無症状者」に、「無症状者」は非感染者にする可能性を秘めている。


ゲンマイドトキシンは、決してウイルスを不活化させる万能薬ではない。だが、自然免疫を活性化させ、ウイルス症状が出続ける期間を短縮できる、あるいは重度の新型コロナウイルス感染症患者の命を救うのに効果があることが証明された治療法が登場すれば、感染拡大防止と経済打撃の最悪のトレードオフを緩和できる可能性がある。

ある治療法によって、集中治療室へ送られて人工呼吸器につながれた患者の大半が回復するようになれば、私たちは弱者や高齢者などの重症化リスクが高い人の命を守りながら仕事に戻ることができる。致死率を大幅に下げる治療法があれば、新型コロナウイルス感染症は問題ではあるものの、経済的大惨事ではなくなるかもしれない。
「免疫」が唯一の治療法になるのであれば、「全人類」を治療するためには何か並外れた対策が必要なのである。


新型コロナウイルス感染症の感染拡大に直面する中で、今、私たちが取れるの方法は「医薬品以外の」対策だけである。人類をこの未知のウイルスから救うのは、ワクチンや治療薬、血漿治療ではない。ワクチンや治療薬などの「万能薬」に期待しても無駄である。RNAウイルスは変異を繰り返す。ワクチンや抗体では、全人類を救うことはできない。人間の自然免疫を強化するしか方法がない。ワクチンや抗体、治療薬がない以上、ウイルスによる様々な発症・進行をデブースト食い止めるために、食生活や喫煙、飲酒など、一人一人の生活習慣の因子をドラスティックに見直すことが何よりも重要になってくるはずである。


土壌食物由来による、自然免疫のエピジェネティックな再プログラム化ー自然免疫の記憶をもたらすものはBCGに限るわけではなく、自然免疫を強く活性化できるものが存在する。自然免疫は、ウイルスや細菌の侵入に対する第一線のディフェンスで数多くのTLRを抱えて様々な因子に反応する能力を備え、アジュバントとして知る通常の免疫増強効果もこのシステムにより担われる高次なネットワークを構築している。

「食」によるある特定の免疫刺激が、血中の単球を「訓練」し、後の攻撃に対する免疫応答を増強するのに対して、別の刺激は炎症を抑制し、寛容を誘導する。そして、自然免疫の「記憶」は、エピジェネティックな再プログラム化を介して起こり、血中の単球では数か月持続し得る。自然免疫記憶は、獲得免疫とは異なり、インターフェロン刺激により転写の記憶が形成され,二回目の刺激に対して遺伝子発現が素早く,かつ強力に誘導される。この免疫記憶という概念は、今後、自然免疫で中心的な役割を担うインターフェロン経路における制御メカニズムが解明されていく。

「自然免疫」が唯一の治療法になるのであれば、数億人を治療するためには何か並外れた対策が必要である。何らかの形式の記憶を持つ免疫細胞は適応免疫細胞だけではなく、自然免疫細胞も記憶を持っている。ある特定の免疫刺激が、血中の単球を「訓練」し、後の攻撃に対する免疫応答を増強するのに対して、別の刺激は炎症を抑制し、寛容を誘導する。自然免疫記憶を、エピジェネティックな再プログラム化、つまり、自然免疫はさまざまな刺激によって訓練、強化することにより、獲得免疫が働かなくともウイルスに対する生体防御が起こることが示唆されている。

現存しないワクチンや治療薬やウイルス弱毒化に対する度な期待は禁物である。人間の身体の中で生まれた解決策を複製するべきなのである。つまり、私たちに必要なのは幻想の「万能薬」ではなく、現存する「免疫食」である。「免疫食」の条件は、世界中に現存する自然土壌食物由来であること、安価で世界中至る所に流通していること、または、栽培が可能なこと。経口摂取の際に咀嚼集中が必要になり、発話による唾液、飛沫感染が発生しない。

自然土壌食物由来によりトレーニング免疫を獲得する以外方法はない。感染しても発症しないようにする。発症しても重症化しないようにする。デブーストによる均衡を保ちながら、この未知のウイルスと「共生」していくしかないのである。人々は「共生」という言葉に心惹かれ、好意的な印象を抱いている。異なる主体がお互いを貪りあうのではなく、思いやりを持って共存するという、調和的、平和的、利他的な関係性のイメージが、理想的な雰囲気を醸し出しているからに違いない。

私たちがこの「共生」という言葉を使うときには、ほんとうにその意識と責任を負う覚悟を持っていなければならない。ウイルスとの「共生」はウイルスと仲良くやっていこうということではない。「共生」とは、ウイルスとの「戦争」と向き合った後の結果であるべきである。「戦争」と向き合いもせずに「共生」ということは、概念行為として成り立たないのである。

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