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〈自然土壌由来リジェネラティブ薬品〉 ゲンマイドトキシンは一つの処方

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ゲンマイドトキシン2.0
〈自然土壌由来リジェネラティブ薬品〉
と連邦給食計画


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新型コロナは一つの理念


新型コロナの主題は
ロングコービッド(long COVID)にある


全国で猛威を振るう、感染力が非常に強く、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」では、感染しても水面下で急拡大するステルスクラスターを生み出し、無症状や軽症にとどまるケースが目立ち、症状を自覚せずに周囲に広げている。

新型コロナの後遺症は、決してこの感染症のオプション的命題ではなく、このウイルスのセントラルドグマである。


新型コロナは、感染時に無症状であっても、その後に血栓、心臓の障害、不可解な炎症性疾患のほか、長期の後遺症に悩まされるリスクもある。体の痛み、呼吸困難、倦怠感、ブレインフォグ、めまい、睡眠障害、高血圧などの多様な症状が長期間続き、明確に定義するのは難しい。
後遺症になるのは急性期の重症者だけではなく、軽症者の方がはるかに頻繁に発症するという報告もある。

新型コロナの「後遺症」の原因はまだ不明だ。一部の科学者たちは、感染症が治癒した後も、免疫系の炎症反応が持続するためではないかと考えている。あるいは、感染がピークを過ぎてから数カ月たっても、体内に残っているウイルスの「残骸」が免疫反応を持続的に引き起こしているのではないかと考える科学者もいる。
だが、この「残骸」こそが新型コロナの「女王」だとすると、ベクトルは大きく転回することになる。

新型コロナは、ヘルパーT細胞に感染するHIVとは異なりCOVID-19重症例では、キラーT細胞が感染している可能性がある。感染するとキラーT細胞数の持続的減少による細胞性免疫は機能不全に陥り、治癒後もウィルスが体内に潜伏するとも考えられる。
症状が長期間続く患者は、一部のウイルスが体内にとどまる「持続感染」の状態にある可能性が高い。個人や臓器によってウイルスの持続性にどのような差があるのかがまだ不明である。
新型コロナウイルスのゲノムは、DNAではなくRNAでできている。C型肝炎ウイルスもRNAウイルスだが、持続感染により、最初の感染から数十年経ってから肝硬変や肝臓がんに進行することがある。

通常、急性ウイルス感染症から回復するときには、ウイルスを除去するために、免疫系は感染細胞を殺してしまう。だが、ウイルスが神経細胞のような寿命の長い細胞に感染した場合、その細胞を殺すわけにはいかない。その場合はすべてのウイルスゲノムを取り除くことは不可能であり、ウイルスは長期にわたって体内のどこかに潜伏することになる。

つまり、これが新型コロナウイルスのベクトルの終点の存在範囲であり、ほとんどの新型コロナ感染者には、治癒後しばらくの間は何の症状も現れない。感染者たちは健康そうに見えるし、気分が悪くなることもない。ただし、感染直後から他人に感染する可能性はある。厳密に言うと新型コロナは、一度感染すると、生涯感染したままである。科学者たちは、こうした症状を「後遺症」と捉えることにより、この問題の本質を見失わせている。そして、感染者を治療する方法も、他人に対する感染力をなくす方法も未だに発見されていない。

新型コロナは、風邪やインフルエンザよりもHIVウイルスに近い


新型コロナは風邪やインフルエンザの類としたミスリードが、その後の対策に決定的な影響を与えてしまった。科学は「後遺症」が報告された時点で、新型コロナの概念は、塩基やスパイクタンパクではなく、その理念に深く侵入すべきであった。つまり、風邪やインフルエンザではなく、HIVウイルスを疑い、その対策に学ぶべきだったのだ。
HIVに関してはその研究は進み、コントロール可能な慢性疾患とされるが、感染、防御免疫機構には未だ不明な点も多く、現在時点でも有効なワクチンは存在しない。

HIVエイズウイルスは後天性免疫不全症候群を示す言葉で、ひとつの病気を示すわけではない。 HIV感染の最終段階で発症する、命を脅かすさまざまな疾患の集合、つまり「症候群」のことである。
免疫系の崩壊が進むにつれ、ほとんどのHIV感染者が継続的な、そして次第に激し さを増していく病状に襲われる。病状の進行段階ごとに、発病の原因となる異なった非自己が免疫系を突破する。新型コロナが、HIVと共通するのは、株が異なるとその毒性も異なり、あるいは個人ごとに遺伝子構造や免疫反応が違うこと、あるいは他の病気の介在によって感染プロセスが加速されること、などがあげられる。


新型コロナの主題は「後遺症」にある。このウイルスは、ヒト生体をコロニーとして、ヴァイローム(ウイルス叢)を形成し、病気を発症していない健常人においても、さまざまな組織に、病状を示すことなく感染潜伏していると見るべきである。

それは決して「後遺症」などという定義ではなく、「HIVー後天性免疫不全症候群 」と捉え、その上で2類相当か、5類かの議論を展開すべきであり、病原性が弱いかどうかというのは決して主題ではないのである。

そもそもこのウイルスが、円形の周りに小さな突起がたくさんある王冠のような形をしているから、コロナウイルスの類型とするのはあまりにも稚拙な発想である。もちろんDNAの塩基配列が相似だから、HIVウイルスの類だと言っているわけではない。重要なのは王冠やスパイクタンパクの鍵という形ではなく、このウイルスのRNAゲノムあるいはエピゲノムによる「理念」なのである。

ここにドーナツとマグカップとホットケーキがある。科学者であれば、このウイルスのセントラルドグマが「穴」にあることに気づくべきである。
ドーナツ(新型コロナ)とホットケーキ(風邪インフルエンザ)の同一を前提とするあらゆる議論は不毛である。

もし、この不明なドーナツの「穴」が主題であれば、ホットケーキよりもマグカップの方が写像の概念が近い。

同相写像によって変換できる図形どうしは同じだとみなし、マグカップとドーナツは同じだが、ドーナツとホットケーキは同じではない。「穴」は同相写像によって増やしたり減らしたりできないからである。これは、初等の位相幾何学である。

ウイルスAとウイルスBの間の距離は、形質から距離行列を作成して系統解析するだけではこの命題のセントラルドグマに到達しない。つまり、形が同じというだけで、同一種と判定することには無理があり、近縁であると推定することにも無理がある。

今日までの微生物エピゲノム研究の多くは、実験室で培養が容易なごく一握りの系統のみを研究対象としてきている。そのため、微生物エピゲノムの生態学的はもとより、地球上の微生物全体においてどのようなエピゲノムの多様性が存在するのか、といった基礎的なことすら十分にはわかっていない。

やるべきことは、ウイルス感染に伴う宿主高次エピゲノムの変動、ウイルスと宿主エピゲノムの相互作用を解析し、高次エピゲノム作動原理を明らかすることであり、エピゲノム変化がどのようなメカニズムでウイルス感染症の重症化に関与するかを明らかすることである。




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バウヒュッテフォルケホイスコーレ
シンポジウム 


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