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「辛」の気持ちはそんなに軽いもんじゃない

2022年5月13日にリリースされた今市隆二さんのシングル『辛(ツラ)』を何度か聴きました。

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恋愛にはいろんな形があるので、それを否定することはもちろんできません。
しかし、相手が「つらい」かどうかなんてことは、そう簡単にはわからないですよね。
実際に会って、お互いに目をずっとずっとずっと見つめ合って、その目で気付くことはできるかもしれませんけど。
相手の気持ちに気付いてあげられなくて「ごめん」と謝る気持ちも、まったく理解できずにいます。
そんな大切ことは、本人に直接言わなくっちゃ意味がありませんから。
「鬼電してよ」もわからないんです。
相手が出ないから鬼電するのが普通であって、なのにどうして鬼電してほしいのでしょうか?
本当に本当に本当に「つらい」と、どんな気持ちになるのかを考えてない歌詞だなと、私は強く感じました。
そんな簡単に「つらい」をタイトルにしちゃいけないんじゃないのかなって。
「つらい」ことを暗に強く感じさせる曲はたくさんありますが(特にSEKAI NO OWARIかな)、この『辛』には「つらい」を感じることがまったくできませんでした。

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このSEKAI NO OWARIの『LOVE SONG』という曲には、「つらい」という言葉が一切出てきませんが、Fukaseの過去にものすごく「つらい」ことがあったんじゃないかってことを、強く感じさせられます。

「辛」の作詞は「RYUJI IMAICHI・Chaki Zulu・JAY'ED」となっています。
この御三方がどんな「つらい」を経験なされているのかを知りたいところです。
「つらい」という気持ちは、そんなに軽いもんじゃないから。
本当に本当に本当に「つらい」人達に対しての配慮が、足りないのではないでしょうか?

歌詞とは関係ありませんが、私はHR/HMが大好きな58歳のクソジジイなので、曲調もダメです。まあこれは個人の趣味の問題ですけど(笑)

今市隆二さんの『FUTURE LOVERS』は大好きなんですよ。
a-haの『Take On Me』(1985年リリース)にそっくりだから。
まあデジタルネイティブ&Z世代な方々は知らないんだろうなー(笑)

※「辛い」は「からい」とも読める言葉なので、私はひらがなを使うことにしています。

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