見出し画像

2023年Preply実績まとめ、付録:レッスン料をすごく高くしたらどうなった?

みなさん、明けましておめでとうございます。今年も年初に1年の実績をまとめておこうと思います。2023年は個人的にもけっこういろんなことがあった年でしたが、Preplyの実績も安定の2022年から一転バタバタしました。

2023年末現在のMy Statistics

My Statisticsのフォーマットか変わったので昨年と比較ができないのですが、どういういうわけか1月から生徒数・レッスン数が大幅に増えました。

2022年  845.0時間 月平均 70時間、週17時間
2023年 1301.0時間 月平均108時間、週25時間

総レッスン時間のうちトライアルは51回、うち14回はサブスク購入に至らずただ働きでした。

レッスン数のピークは5月で125時間、全く無理のできないお年頃となったへび、このときは疲労が蓄積して身体のあちこちが悲鳴をあげはじめていました。以前は生徒が増えたらプロフィールを非公開にしていましたが、今回は思うところあって、レッスン料をどんどん法外(個人の感想です)なまでに上げていきました。年初に39ドル、すぐ40ドル、6月の休暇明けに55ドル、10月からは驚きの(と言っていいと思う)65ドルです。

思うところというのはPreplyの終活です。無理のできないお年頃にますます磨きがかかって収入のメインを限りなく不労所得に寄せていかなきゃなりませんから、有労所得の日本語レッスンはそう遠くない時期に辞めることになります。生徒さんがたくさんいるときにいきなり辞めることも可能ですが、レッスン料をうーんと高くして新規生徒を抑制し既存の生徒さんが自然に減って、Preplyからフェードアウトするのが激変を伴わず気楽に終われるなと考えました。その間、もしかして間違ってその高いレッスン料の生徒さんが来たら、それは喜んでレッスンすればいいと思ったのです。

2023年末レッスン料の統計(へび調べ)でわかるように、50ドル以上のレッスンは全体の1%存在しています。でも55ドルや65ドルのレッスンを受ける人なんているのか?!は、みなさんも気になるところだと思います。どんなことになっているのか、報告しますね。

まず、55~65ドルのレッスンを受ける人はいるかいないかで言えば、います。データが私一人でこの価格帯にして半年なので一般化はできませんがいることはいます。ざっと、一ヶ月にトライアルが2~6回、サブスク購入にいたるのがその半分くらい。当たり前ですがみなさんお金持ちです、少なくとも私よりは。私は1回の語学レッスンにこんな金額を絶対払えませんから。貧乏育ちの私も最近では生徒さんの家にプールがあるくらいでは驚かないほどに成長しましたが、私でも名前を知っているヨーロッパのスーパーカー!を高校生の生徒が運転していたり、さらに、お抱え運転手もいたりするとびびります。名前を検索したらライブやコンサートの情報が出てくるヨーロッパの(本物の)セレブの生徒さん、フォロワーに(よかれと思って)私を紹介したらしく冷やかしのトライアルが2度ありました(やめて…)。ブランド品を纏った東南アジアの国のお嬢様、一年中世界のハイアットを移動してホテル暮らしをしている中国人の職業不詳さん。国際ロマンス詐欺だと思って無視していたら本物だったイケメン外科医。外務省が渡航中止勧告を出している中南米の国の生徒さんはNetflixで見るようなお屋敷(この表現しかできない)からレッスンしています。メイドさんが画面の奥を通ります。30代無職・・・心の中でナルコスさんと呼んでいます。

それで、55~65ドルに料金設定をしたときの、レッスン数・生徒数についてですが、少なくとも増えなくなります。先月のレッスン数は114時間でした。最近の生徒さんは50分が統計上の1時間なので、高価格帯の生徒さんのレッスン時間は表示より短くて楽です。また、No show やCanceled&Paidが非常に多いのも特徴で幸せを運んでくれます。たぶんレッスン料がもったいないと感じにくいのでしょう。2024年は80時間/月を健康レッスン数に設定し自然減を目標にしようと思います。

昨年の1月に生徒が急増したと書きましたが、Preplyのアナウンスによると1月は1年のうちでいちばん生徒が増える月だそうです。生徒やレッスン数がもう増えなくてもいいとお思いの先生がいらっしゃいましたら、プロフィールを非公開にするよりは、思い切って高い料金設定で募集するのもいいかもしれません。レッスン料金が安いうちは、まず価格で選ばれていますが、高くしたときは価格以外の何かで選ばれます。レッスン料を気にしない生徒さんから見て、講師プロフィールの何が刺さるかはわからないです。

最後に、Preplyを始めてからこれまでのレッスン時間と収入の推移をまとめました。

2020年10月から2023年までのレッスン数推移

2020年 プロフィール登録、値上げのタイミングを誤り大失敗。子どものレッスンをやめて生徒を減らす
2021年 プロフィール非公開で生徒を減らす
2022年 プロフィールを公開、35ドルの生徒がメインに
2023年  生徒増えすぎ問題発生

レッスン時間のグラフの下に収入の推移があります。ごめんなさい、有料です。小銭が欲しいわけではありません。なんで有料にしているのかも有料部分に書いてあります。

ここから先は

264字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?