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韓国人にとってキムチはインド人のカレーに匹敵するかも!?

 家では家内が韓国人ということからキムチは特別です。完璧にソウルフードで、厳格的ではないとしてもやっぱり必需品で、逆にあれば大抵の場合に困らない。極論すればキムチにご飯があれば十分何とでもなる。そうめん、中華麺、うどん等麺類に入れるだけで最強の一品料理となります(さすがにパスタや蕎麦はどうでしょうか?)。いくらでもバラエティーの追求ができます。
 これ、考えるとカレーの世界と類似です。カレー単品にライスや各種パンを付ける一般パターンはもとより、TIFFINと言われる軽食、ドーサ、パロタなどなどに添えれば全体が引き立つ。カレーパン、カレーパフ(マレーシアでのカレーパンのようなおやつ)などなど子供を含め大勢が大好きで、一般家庭で冷蔵庫に備えておけばかなり重宝します。

 そうそうキムチです。
 今では本場韓国でも手作りの機会はかなり減少しているようです。家内の一つ上の世代であれば家に普通の冷蔵庫以外にもう一つ「キムチ冷蔵庫」を置くのが当たり前のように家で大量にキムチを作ったようですが、今では出来合いのキムチを調達することが多い。(そもそも若者のキムチ離れの問題もあるのですがそれは別として)
 さすがに我々の家でキムチ冷蔵庫を置くまではいきませんが、でもやっぱり手作りの味への訴求力強く、補充がなくなると韓国スーパーにでかけ、必要な材料を調達し、適度な量を製作します。まあ、こんな感じで。

① スタートは白菜の浅漬け。本格作成の前日の下準備です(私などはこちらの浅漬けが大好きで本番の作成用がいつのまにか目減りしてしまう!)

② にんにくの皮むき
 もちろん皮むきされたものを買えばいいのですが、安全面で皮付きが安心できるようです。でもこれ結構大変! ともあれ①と②が労力面での最大の壁で、こんなところが自家製キムチ離れの第一要因かもしれません。

③ 副材の準備。にら、ニンジン、ねぎ、りんご(好み)、大根(最近はブレンダー使用するようにしたようです)、小麦粉からののり。

④ ダイコン、核心となる唐辛子(韓国食材店ではキムチ作成用に粗びき唐辛子が用意されています)、イカの塩辛(好み)等を投入

⑤ 混ぜ合わせれば、十分にキムチ!です

⑥ 残りの副材を投入していきます

⑦ いよいよ終盤。白菜を入れて混ぜれば、ほぼ出来上がりです

⑧ 完成!白ごまをパラっと振りかけました。家にある鍋なりタッパーに振り分け。冷蔵庫に安置させます。これが白菜大玉2個の変遷です。さあいつまで持つのでしょうか?!

⑨ さあ、いよいよ食卓に登板!例えば蒸した豚肉と出来立てのキムチは最高の組み合わせの一つです!

⑩ 例えばこんな感じでえごまの葉っぱ(これも韓国食材店で調達)にくるんで食べるのが韓国式

 今度覚えていれば、動画で全行程を記録用にでも撮って、可能であればご紹介してみたいと思います。
 ともあれキムチ作りは多少の労力をかければ、間違いなく確実においしいものが様々なパターンで食卓で楽しめます。ぜひ一度お試しあれ!!

 何度も述べた韓国食材店を下記しておきます。西武新宿線であれば北口から徒歩5分強。韓国食材店として安心できる、古くからの店の筆頭格です。


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