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何度でも行きたい!ペナン!!

随分前に何回か仕事でペナンに行き、好きな街の一つであったのですが、正直言って東南アジア好きの私として「ワンノブゼム」でした。でも、昨年11月にペナンに個人旅行で行って、ペナン好きが爆発したようです
「何度でも行きたい!!」

仕事で行っていた頃はペナンというと島の北部のバトゥー・フェリンギというビーチリゾートが高名だったのですが、そもそもビーチには関心が薄い私は専らジョージタウンの趣に溢れた街並みを歩くのが大好きです。
特にユネスコの文化遺産に認定されて以降、「美食の街」としての魅力が増すばかりです。
いわゆる「B級オンリー」で恐縮ながら、食べて歩いた記録を動画にしたのでお目通ししていただけると幸いです。

さて、それでは「食」以外に、一体どこに惹かれたのでしょうか?
たくさんあるのでしょうが、やはり「多民族都市」であるところではないかと思います。
この前の旅では思うことあって「中華」の食巡りを中心にしたのですが、食で言ったときに、
・中華
・マレー
・インド
・プラナカン(中国からの移民と現地マレーとの融合となった文化)
こんなに幅広い食文化が豊富に提供されている街。無目的にただ街を歩いているだけで、それぞれに出会える街。めったにないと思います。

そして、「中華」に戻ってしまうのですが、歴史的に中国華南地区から大勢の中国からの人々の移動があり、華僑・華人としてペナンでは半数以上が中国系と言われています。それぞれの人にルーツがあり(何世代という時間の経過で一般的には弱くなっていくものとは思いますが)、福建、潮州、広東、海南といった移動元が同じ人々で作り上げられたコミュニティーが「中国寺院」として夥しく存在しています。

それだけ集積された街もめったにないと思うんですよ。しかもそこに「中華以外」のマレー系(ムスリム)、インド系が加わり、「融合の街」になっています。

移民となった人々が心の拠り所として集まるのはまず「寺院」なのでしょうが、生活の上で必須となる「食の場」も非常に重要ではないかと思います。
例えば、食でわかりやすいのは、海南地方から来られた人々が作り上げた「海南鶏飯」、福建地方からの「福建麺」。どちらもとても美味しくて様々なところで食べられます。そんなレストランと、海南系寺院、福建系寺院との間に何らかの関連性はないのか?

そんな荒唐無稽な笑い話は別にしても、「寺院」と「食」はどちらも非常に深く文化が確立されたものであり、次回はもっとじっくりと、見てみたいのです。
「何度でも行きたい!!」



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