働き方革命?!

グロービスのYouTubeが良かったので備忘録です。

ワークライフバランスの小室さんのプレゼンで人口ボーナス期の工場モデルの働き方(APU出口学長の表現)から人口オーナス期のGAFAモデルへの転換が上手くいっていない。しかも、人口が更に減少するか最小限に食い止められるかの岐路にいる。

日立の矢野さんが小室さんの説明を補足するように、日本は多品種少量生産に末端労働者が人的対応して需要に対応してきた。欧米は情報処理戦略として人工知能の開発などIT対応するリーダーがアイデア創発でランアンドテストしながら需要対応をしてきた。

そして、これからは格差が問題になる。アイデアを出すには信頼関係が非常に大事で経営者が否定的や批判的な対応をすれば、途端に自由に社員はものを言えなくなる。小売りの例で挙げれば、客対応に自分で考えて対応する事も求められる。小さな実験を繰り返しながら、より良くなるアイデア出してためすにはエネルギーがいる。その為には精神的安心感や力が無いと難しい。資金調達して規制を緩和して自由裁量を与えて方向を修正するランアンドテストする。。。

それには、睡眠が重要と小室さん。労働時間のインターバル規制がじゅうようで、月間の総労働時間上限を決めても意味がない。過重労働対策の肝は労働時間のインターバル規制と如何に自由裁量を与えて結果を出す優秀な労働者を要請するかに懸かっている。

結果を出さずに、自由裁量をゲットし続ける事は出来ない。資本主義の厳しい世界なのであるが、人はそんなに簡単には育たないし、時間はある程度掛かる事を理解することも資本家が理解する必要がある。。。講演では話されていないが。。。

ランサーズとアカツキの経営者の感情を素直に表現するという事を経営会議でやっているとか、学園祭みたいなことを会社のイベントで本気でやっているという事も全ては自由にものが言える雰囲気を作る経営者の役割。

この様な信頼関係が若手改革チームの提言がされるくらいなので厚生労働省の組織労働基準監督署で出来ているとは国民は考えてもいないだろうけど、そんな組織の役人が働き方改革を民間事業者に説明しなければいけない内容なんてトホホですよ。

タイトルの働き方革命?というのは司会のガイアックス社長の上田さんが誤って改革を革命と言われていたことだけでなく、革命というのは上下が転換する事なので、まさにそれが必要だと思ったのです。

所謂、主君を押し込める必要がある。

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