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まぶたが塞がっていた保護猫。治療の成果は(閲覧注意)

今月7才になるアンジュ。生後2か月頃とある猫譲渡サイトで預かり受けた。
最初の掲載写真ではお母さん猫のミルクに必死に食らい付いている、小さな薄いグレーの後ろ姿だけで、顔がよく分からなかったが元気そうだし良いかと見せてもらう事に。

猫飼いの実家のご両親が年齢的なご病気で、若干飼育崩壊しかけている事を知った掲載主さんが、猫たちを預かり必死に譲渡していらした。
わざわざ本州から来られて、道南のご実家から道央まで車を走らせて子猫をを連れて来て下さり、初対面。
(↓目や鼻が酷い状態の写真が出ます)


家に来たばかりの状態。涙と目ヤニが酷く目が開いていない。

実に痛々しい様子だが、管理が行き届かない環境下で兄弟同士の遊び喧嘩で目がやられ、猫風邪・重度アレルギーになったようだ。
アンジュは掲載主さんが猫バッグを開いたら、てくてくと私たち夫妻の元に来てくっついて座った。
なんと人懐こい…(自分の行く末を直感的に察しているのかもな)
先代猫がオスでとても飼いやすかったためオス希望だったが、儚い保護猫を
放っては置けない。
私たちはアンジュをもらい受ける事にした。

翌日病院で検査してもらい、抗アレルギー飲み薬と目薬を出された。
ミルクも飲ませ、一日中目と鼻をウェットティッシュで優しく拭いた。

痩せていたAnge

月日が経っても薬に芳しい効果がなく、まぶたが開かない状態が続き「このままアンジュは一生目開かないのかなあ?」と配偶者にふとつぶやいたりした。
アンジュの癒しを祈りつつ、結局自分で色々調べて人間用の抗アレルギー薬で猫にも使える物を見つけ、赤ちゃん猫用量に薬剤を砕いて飲ませてみる。

これが効いた。

見る見る回復したアンジュは食欲も旺盛になり、くしゃみ鼻水も収まった。
何よりまぶたが徐々に開くようになる。
ハレルヤ✧主よ感謝します。

目に光が戻り始めた頃


完治後しっかり目が開くように。

(※今回の記事中画像について:この頃の写真データが残っておらずプリント写真使用のため、画質が悪いことをご容赦下さい。)

現在のアンジュはほこりに弱かったり、たまに大量の鼻水で鼻が塞がる事もあるが、それ以外は大きな病気もなく健やかに過ごしている。
まぶたが開かないハンデが残らず成長してくれた事を神に感謝する毎日だ。

「わたしはあなたの祈りを聞いた。あなたの涙も見た。
見よ。わたしはあなたをいやす。三日目には、あなたは主の宮に上る。」
(Ⅱ列王記19-5)

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