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でんでんむし

本日、自分へのごほうび?に

近くのカフェに行ったのだが、

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本棚に「でんでんむしのかなしみ」が

置かれていたので、思わず手に取って読んでみた。

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新美南吉さんは、小学校で「ごんぎつね」を習ったので

よく知っている。

当時は後味が悪く、もの悲しい気分にさせられたものだ。


こちらの本も童話の短編集なので、すぐに読み終えられるのだが、

絵をじっくり見て、行間を味わうように読む。


イラストの“かみやしん”さんの水彩のにじみが、

でんでんむしの時期の梅雨に馴染んでいる。

こどもであっても、おとなになっても、

なんで、負の気持ちが消えないのかと、

それは、誰でも同じだったのだ。











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