見出し画像

自治会活動の始まり

4月1日をもって平成30年度の自治会活動が始まることになっているが、4月14日に行われた平成30年度杉山校区自治会通常総会をもって本当の自治会活動が始まる。この通常総会において新旧役員の交代が校区民から承認されるので実質は承認されて初めて新役員の活動が始まり平成31年度通常総会までが平成30年度杉山校区自治会の活動という理屈になる。
4月の活動記録とスケジュール表を合わせてみてみると活動日程が18日もあった。豊橋市自治連合会の会議に始まり、定期総会関連だけで10日近く。並行してその他の活動。保育園、小学校、中学校の入学式、消防団結団式、他にもそれぞれの町自治会会議や打ち合わせ、イレギュラーに発生した問題などで現地調査確認をしたり、予想外の課題が次々と飛び込んでくる。活動が始まったばかりなのにこんなにいろいろなモノが飛び込んでくるとは思った以上に忙しい。
4月の記録をまとめてみた。
1日、校区集会所にて常任幹事(各区自治会長)及び幹事(各区副会長)で総会資料のまとめ作業。総会資料は全戸配布で、約1,300部。一部8ページでホチキス止め。ほぼ一日がかりの作業
2日、御園第一区で訃報の手配。及び新規入居者の自治会入会意思の確認と手続き。
御園集会所にて臨時組長会。校区総会資料と委任状の取り扱いについて。
総会と訃報と新規入居世帯のことが重なり、もう頭の中がパニックになりいろいろ手際の悪いことになっている。
3日警備の仕事
4日、午前中に小学校の入学式に出席し、午後には市役所から理事会で各区に配布する資料を渡され、それがあまりにも膨大。
5日、校区集会所で資料を一通り読み通し、仕分け作業をしたがこれだけのために3時間かかってしまった。
6日、老人福祉大会に出席し挨拶。午後は正副役員が集まって総会の役割分担についての会議と常任幹事には理事会から渡された資料配布と説明。私自身が資料の内容をちゃんと理解できていないから、聞いている各区会長の方々も判らなかったかもしれない。
翌9日は警備の仕事をして10日は市役所にて会議、午後校区集会所にて市からの要請による提出期限のあるものについて整理。
10日も資料の整理を数時間。
12日に一日がかりで記録の作成。
13日は警備の仕事。
14日午後に総会の準備と予行演習。
15日は30年度杉山校区自治会の定期総会。
少し荒れ気味の空模様だが、8時を過ぎることから小降りになってきた。前日からの緊張が続いているがじたばたしてもしょうがない。約一時間の総会は無事に終えることができ、これにより30年度自治会役員の就任が承認され、事実上の30年度自治会はこの日から始まった。総会挨拶で私はいったいどんな挨拶をしたのかさっぱり憶えていない。
16日、保育園、小学校、中学校へ副会長のFさん(三嶋区自治会長)と挨拶回り。
17日はイレギュラーで谷地区の崖のコンクリートに亀裂、劣化がありその調査のため市から回覧等の要請。谷区会長のKさんとどこの組区回覧を回すか相談し、細かいことはKさんに指示してもらうことにする。
19日、県土木事務所と市役所に挨拶回り、出席者は土地改良区から2名と自治会からは私と副会長のFさん、谷区会長のKさん。3時間近くかかったが何の課を何個所回ったのかさっぱり憶えていない。こうなると名刺のやり取りも全くの無駄と言っていい。
20日3月30日に壊れた印刷機に変えて新しい印刷機の納入と取り扱い説明を高区会長のBさんと受ける。
21日、小学校健全育成会総会出席。常任幹事全員出席。終了後、校区集会所にて6月に行われる小学校と自治会との合同運動会来賓への案内状作成と封筒印刷。
22日、消防団第5方面隊の結隊式。幹事全員出席。
23日警備の仕事。
24日自治会活動記録。と5月の活動日程の作成。
日程の作成は高区会長総務のBさんと行うがなかなか調整がつかず、過去の記録を参考にしたいがどこにその記録があるのかわからず、難儀。パソコンのファイルは散り散りバラバラになっていて、必要な資料が見つけられない。
2時頃、土地改良区のTさんが来所。三嶋・梶ヶ谷の農道に土が流れ込み排出できない問題で27日(金)に市役所の担当者と土地改良区の役員が現地確認をする。その結果次第で自治会からの要望を出すことになるらしい。
25日、午前、小学校にて6年生60人、校長先生の要請で、自治会長としてでなく一個人として約2時間半、絵を教える。
午後、一人で三嶋・梶ヶ谷農道の現地調査。雨で流れた畑の土で埋まってしまっている。
26日、谷区野口において平成20年あたりから行われている残土処分場問題で市担当職員を交えて処分場の現場を見たいという旨の要請。それについては平成16年度校区総代会長のSさんと平成18年度校区幹事長(副会長)のSKさんで前もって一週間ほど写真等を撮り、市へ説得力のある資料を揃え自治会長から市へ直接アポを取ってほしいとの要請があった。結局この案件は市からの文書公開の8月末まで続いた。
梶ヶ谷の件といい、野口残土の件といい、自治会の予定にないイレギュラーな事案が早くも巡ってきた。これが自治会本来の外からは決して見えることのない活動なのかもしれない。
27日八幡社にて小学校の写生会に参加。
28日警備の仕事
29日、駐在所脇校区所有の土地および校区集会所周りの草刈り。常任幹事全員。草刈り終了後校区自治会会議。

こんな状況がこの後も毎日繰り返される。
なかなか現状に考えが追い付かず、頭の中は混乱が続いていたが、少しずつ整理でき始めたのは1か月を過ぎてからだった。活動日程では18日となっていたが、記録を取ったり各種団体との話し合い、イレギュラーに入ってくる案件、それぞれの常任幹事(町自治会長)との個別の打ち合わせ等記録に無いものも含めるとほとんど休みは無い。一年間これが続くと思うと震える。他、資料の作成は総務担当の高区自治会長とともに頻繁に行われる。そしてどの会議や打ち合わせ等、全く内容が理解できず、ただ流されるままに流され、濁流に飲まれ翻弄された。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?