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勝負の世界での楽しさ

「何事も楽しくやる」といったことをよく聞きますが、勝負の世界で楽しくやることは、可能なのでしょうか。

そして、あなたは、「何事も楽しくやる」と聞いてどう行動するでしょうか。


「楽しくやる」と聞くと、2つのパターンが思い浮かぶと思います。

1つは、手を抜く、もしくは、勝負と違ったところに楽しさを見つけようとするパターンです。

もう1つは、「楽しくやる」と聞いて、困ってしまうパターンです。

あなたは、どちらに当てはまるでしょうか。それとも、この2つのパターン以外でしょうか。

 

勝ちにこだわる勝負の世界で、楽しくやることは困難です。

勝負の世界で、「楽しく」というのは、結果を出すことができたときです。

つまり、「楽しさ」は実践することができなくて、結果を出せた後に感じられる達成感こそが、勝負の世界での「楽しさ」です。

 

もちろん、勝負の世界以外での「楽しさ」は、実践することができるでしょう。

ただ単に、スポーツをすること自体を楽しむ、演奏する自体を楽しむことはできます。

しかし、勝敗がつくところで、しかも、勝ちにこだわっていたとしたら、「楽しむ」ことはできません。

勝負の世界では、一生懸命頑張った先に、「楽しさ」は存在するのです。

 

だから、「楽しくやろう」というのは、心を軽くするための言葉であって、実践することは困難だと思います。

 

仲間と共通の目標を目指していくのであれば、楽しさを目指すより、その目標に向かう行動をしていきましょう。

その先に、楽しさを感じられるはずです。

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