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【#ヒトシネマ】鋼の体、鉄の信念

※今回は「逆噴射映画祭」2019/4/27上映回『ロボコップ2』とのアンオフィシャル連動企画です。


皆さんこんにちは、ヒトシです。平成の世もそろそろ終わり、令和の時代がやってこようとしています……がそれはそれとしてまだ見ていない映画は山積み。そんな私のGWは完璧映画漬け、ということに今決めました。

さて、真の男の血肉を作るアツい映画の殿堂こと「逆噴射映画祭」。平成最後となる今回の映画は

「RoboCop2(米・1990)」

……なのですが、ここで問題が一つ。私はそもそも前作を知らない。これは由々しき事態かもしれないので、今回はRoboCop予習してからRoboCop2することにしました。つまりこうです。

本日の映画1本目:「RoboCop(米・1987)」

大企業OCP(オムニ社)が警察機構の経営に乗り出した近未来デトロイト。デトロイト西署の中にも昔気質の警官と親オムニ的警官が入り交じり、それはそれとして治安は最悪。そんな最中デトロイト南署からOCPの意向で転属してきた主人公マーフィは女性警官アン・ルイスとバディを組む。その頃オムニ社では逆関節過剰火力二足歩行ロボED-209と自立捜査機能搭載サイボーグROBOCOPが次代の覇権を賭けた闘争を繰り広げていた。ED-209の失敗を受け「試作品」の開発を急ぐROBOCOPチーム。そんな矢先デトロイトに巣食う犯罪組織の返り討ちに遭いマーフィが命を落とす。その情報を知ったOCPはマーフィの遺体を回収、彼の遺体を組み込んだ鋼鉄の捜査官ROBOCOPを完成させた……!

20世紀映画史に残る一本としてよく上げられる本作。私は一つ誤認していました。……思ったより!血が多い!!
ED-209の「テスト運用」シーンに始まり、マーフィが殉職するシーン、そしてロボコップによる治安維持戦闘シーンまでとことん血が流れ、硝煙が漂い、そして次々と爆発する!日曜洋画劇場放送当時どう対応したのか正直分からないレベルハードなシーンの連続にいい意味で裏切られました。

自らの素体であるマーフィの真実に苦しみ、生みの親たるOCPのかけたプロテクトと圧力の前にスクラップ寸前の重傷を負うロボコップ。デトロイトの警察機構は親オムニと反オムニで真っ二つに割れ、かつてマーフィを消した犯罪組織も動き出す。最低限のメンテナンスと照準補正を終えたロボコップはアンと共に「たった2人の最終決戦」に挑む……!

「宇宙刑事ギャバン」をその源流の一つに抱え、後の「機動刑事ジバン」「特捜ロボジャンパーソン」等に多大な影響を与えたともされる本作。装甲が削れ、マスクも失い、血に塗れてもなお歩みを止めない鋼鉄の捜査官の物語を是非!

【まとめ】
流血:3.9/5.0(死のダンスをひたすら踊らせるスタイル)
敵の内部抗争:3.8/5.0(オムニ社内部の覇権争いも実は中々の見どころ)
クライマックス:4.4/5.0(容赦の欠片もない血と爆発、そして硝煙)

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