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【 #ヒトシネマ】神々の黄昏、戦後世界の夕暮れ

こんばんは、ヒトシです。平成も残すところ27時間ちょっと。皆さん、それでも映画してますか?  

早速ですが今回は珍しくAmazonプライムではなくGYAO!からのご紹介です。つまりリンクが貼れる。この記事を読み終わったら直ちに見に行ける。(5/21まで有効です)

本日の映画:
「アイアン・スカイ ディレクターズカット版」
(2012年・豪&独&芬)

舞台は2018年の月面。アメリカ大統領選へ向けたアピールとしての月面行き有人飛行が成功し、二人の宇宙飛行士が月面着陸を達成。しかし一人が射殺され、残る一人は月面に建立された巨大基地へと連れ去られる。そこで彼が目にしたのは1945年に地球を去り、20世紀テクノロジーのまま栄えて「地球侵略」を夢見る『第四帝国』の領土であった……!!

分かりませんね?私も分かりません。

分からないままに全ては進行します。アメリカ大統領選、地球侵略、アーリア人適合手術、そして恋と利権に世代間闘争。全てのカードが揃ったその時核戦争の幕が上がる!

正直に言えば本作は本当にちのうしすうを叩いてくる映画です。ラスト25分は感情が追い付かない怒濤の展開を見せつけてきます。スカッとする、というよりは「何が起きたのか分からなくなる」タイプの怪作と呼んでも差し支えないでしょう。アメリカ以外から見たあまりにも醒めた現代世界評が通底した恐るべき一本、平成の終わり(もしくは令和の始まり)に是非!?

【まとめ】
超絶科学:6.5/5.0(飛べ、神々の黄昏号)
風刺:4.4/5.0(どこにごめんなさいしたらいいのか)
クライマックス:3.7/5.0(最早置いてけぼり)

#ヒトシネマ #note映画部 #アイアンスカイ #ゲッテルデメルング #獣のように睦み合う #欧州連合メディアプログラム認証済 #アーリア人適合手術 #全方位にごめんなさい

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