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【#ヒトシネマ】本脳覚醒!新薬を巡るサスペンス・マネーゲーム

お久しぶりです、ヒトシです。久しぶりの映画ですバンザイ。
さて、Amazonプライムは(ちょっと値上げが決まっても)便利なもので、前に見た映画を元にどんどんオススメをサジェストしてきます。今回はそのサジェストを起点に探り当てたこの映画です。

"Limitless" (2011・米)

妻と別れ、小説も売れない瀬戸際の作家エドワード・モーラ。出版社に原稿を出した帰り、彼が出くわしたのは前妻の弟。最も気に食わない、とエドが見なす彼が持ってきたものは謎の新薬。800$/錠もするその薬が齎した効果とは「脳の未使用領域の活用」。これまでとは桁の違う文才に目覚めたエドは更に経済活動にも動き出し、投資に手を染めます。しかしエドに薬を渡した前妻の弟が死体で見つかり、更にエドが金を借りた男が新薬の存在に気付いてしまいます。成功の螺旋階段、薬の恐るべき副作用、そして迫る暴力の恐怖!彼が掴むゴールは、成功か、それとも……

ただ「天才になる新薬」ではなく「断片的に覚えていた出来事を適切に繋いで結果にする」という作用の見せ方がそもそも大変に私好みのこの作品。「知識が増えた」のではなく「知識の繋げ方と使い方が分かった」が故に登ることのできる栄光への道とそれが故に理解してしまった迫り来る破滅、そしてあまりにも油断ならぬビジネスパートナー(ロバート・デ・ニーロ)。元カノ以外ほぼ全員敵、とすら言える極限下で展開される二軸進行のスリル満載の一本でした。

【まとめ】
頭の使い方:4.0/5.0(そう、頭がいいというのはこういうことである)
暴力:3.6/5.0(現実的と非現実的のスレスレを行く暴力 )
教訓:4.8/5.0(新薬、ダメ、ゼッタイ)

#ヒトシネマ #note映画部 #薬がために人が死ぬ #あまりにも泥臭い吸血 #18時間分勝手にスキップされる記憶 #あっヒストリーチャンネルで見たやつだコレ

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