Base Ball Bear 全曲紹介・感想・解説 6曲目 夕方ジェネレーション
こんばんは。推しに初レスをいただき最高にハイってやつなケンイトウです。
6曲目『夕方ジェネレーション』です。
アルバムの表題曲ですね。まさしく「夕方」=「青春」。
【曲・歌詞について】
6曲目『夕方ジェネレーション』、7曲目『BOY MEETS GIRL』の終盤2曲はインディーズ期のザ・いい曲。個人的にこの2曲にすべてが詰まってます。
ミドルテンポな曲調に、ギャリンギャリンの小出ギター。
いい具合にダラッとした湯浅ギターが絡んできます。
Aメロ、Bメロ溜めて溜めてのサビ。とにかくサビメロの良さ。
サビ後にギターソロパート、この曲もソロは小出師匠ですね。ブイブイ言わせとります。
その後転調しての大サビ。これでもかってほどの泣きメロ。
といっても笑い泣いちゃうタイプの泣きメロ。抜群にいいんですねぇ。
渋谷系聴いて雨止み待ち。
君は三角座り。
ヒザの間に頭入れてコンパクトサイズ。
夕日の見えない夕方・・・・認めたくない。
体育座りを何でこんなに広げられるん・・・?
「夕方」には「夕日」が不可欠。青春の1ページに雨は似合わないんですよね。
後に雨テーマだったり、雨が登場する曲がいくつか発表されますが
『明日は明日の雨が降る』『レインメーカー』『Perfect Blue』『SYUUU』などどれも内省的だったり、暗い曲が多いい印象。
最新曲の『SYUUU』は雨を逆手にとって応援ソングにしてますが。
(探せばほかにもいっぱいありそう)
(ベボベに限らずそもそも雨題材でポップな歌詞が少なそう)
人気のない住宅街、少年少女が思春期における幸せ修羅場を演じている。
夕日のなかで、それはそれは、オレンジで。
「幸せ」と「修羅場」って本来相反するだと思うんですが、
語感含めしっくりくるのが小出マジック。
そんな場面は「夕日」で「オレンジ」色なんですよね。
照明を3段目にして、即席夕方作れたりもする。
ライトとかの照明をスイッチ操作で「白」→「オレンジ」にするってことですかね。
自分もスタジオでバンド練習したとき、テンション上がるとメインの蛍光灯消してオレンジのダウンライトだけにしたりとかあったもんな。そんな感覚かなぁと。「夕方」は作れると。
切なげなメロディーがお似合いのジェネレーション。
当り前さ大当たり前。
積木みたいな条件で、ふぞろいのシガラミで出来ているんだから・・・。
夕方ジェネレーション Yougotta generetion.
「夕方ジェネレーション」
「Yougotta generation」
「夕方ジェネレーション」
「Yougotta generation」
!!!!!!!!!!!?????????????
天才です。前3行の歌詞とかめちゃくちゃ好きなんですけどね。
「青春」の大肯定と、それを演じる「役者」の未熟感。
それら全部持っていくメインワードですね。
このワードがあるからこそこの曲があり、曲名があり、アルバム名があり。
人類の進化だって夕方あたりだっていう。
ついに小出博士は新たな学説を提唱しました。
でも「青春」=「思春期」という意味では、このタイミングを進化と呼んで差し支えないのかもしれないですね。
切なげなメロディーがお似合いのジェネレーション、夕方感大全開。
積木みたいな条件で出来ている、ふぞろいのシガラミで出来てる。
それが夕方ジェネレーション。
夕方ジェネレーション Yougotta generetion.
肯定の勢いが強すぎて一番から歌詞・歌が少しずつずれてます。
最後に「夕方ジェネレーション」を連呼。連呼すること8回。
ラストは5小節にわたり歌いきる。ライブの時のシンガロング感たまんないんだよな。
【まとめ】
明らかに分量増えてて笑う。
そんだけ思い入れある曲ってことで・・・
次回は7曲目、『BOY MEETS GIRL』です。
アルバム『夕方ジェネレーション』の曲もいよいよラストナンバーですね。
まだまだよろしゅうお願いします。