Base Ball Bear 全曲紹介・感想・解説 9曲目 君のスピード感
昨日のベボベ配信ライブめちゃくちゃよかったですね、ケンイトウです。
配信ライブは良くも悪くもお酒飲み続けられちゃうのがポイントですね。。
演奏はもちろんだけど終盤のMCがグッときました。
(現地行った初日の東京公演でやらんかった『すべては君のせい』聴けたら文句無しでしたが・・・※個人的には!)
「ストゼロ爺VS小出師匠」もかなり面白かったですけど、いわゆる「流行り物」への抵抗感ってもったいないよねっていう話。
正直自分もそういった抵抗感はかなり覚えるタイプなんですが、
最近になって「自分にはハマらないだろう」って思っていたことにドハマりする体験をしたので「食わず嫌い」って本当にもったいなかったなと。
アイドルとかね!!!
話が逸れました。9曲目『君のスピード感』いってみましょう。
【曲・歌詞について】
僕は ついてゆけるだろうか 君のいない世界のスピードに
・・・『BLEACH』49巻より
すみません、どうしても書いておきたくなりました。
語感だけで全然ニュアンスが違うので関係はないと思います。
この時期の曲ではかなり優しさを感じる曲だなぁと。
歌詞にもありますが「キラキラ」を感じる曲です。
結構シンプルな演奏で歌物の曲かな。小出氏のサビ裏声とちょっと切ないギターソロがすごく好きです。
ほいでは歌詞について。
伝説の転校生みたいな爽やかさで校庭に小さなうずまき作る、あの娘は誰?
「転校生」シリーズですね。この後も「転校生」というワードは多々登場します。というかあの手この手で曲名に使われまくりです。
『Transfer Girl』『転校生』『(LIKE A)TRANSFER GIRL』
のちに発表されたこの3曲で3部作ということのようです。
「爽やかさ」「うずまき」というところで『BREEEEZE GIRL』に通ずる感覚もあるのかな。
キラキラ加速する。
小さな不幸せ忘れ、夏の粒子見えた。
うずまき また見たいなぁ・・・。
「夏の粒子」ってワードすごくないですか??
「夏の日差し」を受けた「うずまき」の「キラキラ」感が「粒子」ということですか??
そんな「うずまきの目」=「あの娘」ってことですか??
女の子をこんなにまぶしい表現できるのマジでラブコメ。
嫌いな女子を殴って放課後泣いてたあの娘。
ひとり山吹色に染まる君にはDM7が似合う。
共感できるよ君のスピード感には。
駆け抜けていった後の残り香はホログラム―――
「オレンジ」色には達しない「山吹色」ってのが絶妙。
「残り香」が「君の幻」を見せる。
甘味ストーリーが俺にあぁいう恋の予感覚えさせる。
哀愁は対象外。
君は疾走し続けるから。
そう、それが俺の目撃した心象風景。
ここの歌乗せちょっと無理あるのが好きです。
「哀愁は対象外。」って歌詞なんかわからんがすげぇ好き。この曲の歌メロほんと好きなんですよね。
そう、それが俺の目撃した(君が見せるこの恋限定)心象風景。
ラスサビ。増えた()の説得力よ。
これまでの曲は、割と感情はまっすぐに描いて、客観的な場面描写は文学的に書いてるイメージだけど、このあたりから「心象風景」を描いた曲が増えていくのも面白いな。
【まとめ】
何気にめちゃくちゃ好きな曲です。結構人気なんじゃあないかなぁ~。
というわけで次回は節目の10曲目!『東京ピラミッド』です。
※忘れてたけど実は『少女と鵺』のほうが早くリリースされてた…??
また会いましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?