これは、ある詩人の方から聞いた話である。 北関東のある地域では、「大根は人の足音を聞いて育っていく」という諺があるのだそうだ。 大根は種を蒔いただけだと、雨で土が掘り上げられたり、虫がついたりする。 だから、日々畑に通い、丹念に面倒をみないとしっかりと育たないらしいのである。
屋上の水溜りに 本社の屋上で、妻の作ってくれたお弁当を食べていた時のことだ。 その日は、残暑もおさまり、曇り空で、秋を感じさせる涼しげな風が吹いていた。 屋上といっても、せいぜい30坪くらいの広さ。落下防止用の鉄柵があるくらいで、ガランとしている。 そこには、数日前に降った雨のために、いくつか水溜りができており、 社屋の向こうにそびえる高いビルの影を映していた。 何気に、そこに目をやると、生き物がいた。 「とんぼだ」 シオカラトンボが、水溜りの近くにひっそりと羽を休めて
渡部昇一さんの「釣鐘理論」 大きな釣鐘は、 指で少し押すだけでは まったく動かないけれども、 何度も何度も押し続けていたら、 だんだんに振幅が大きくなって、 大きく揺れ始め、 ガランガランと鳴るようになる。 同じように、 私たちの言論が ほとんど効かないように見えても、ずっと言い続けていると、 次第に、 釣鐘が動くように、 動くようになる。 信念をもってやり続けていけば、 それは 大きな力を持つようになると いうことでしょうね。
トロンとした瞼(まぶた) 妻はこの頃 眼瞼下垂(がんけんかすい)という病気で、 まぶたがトロンとしているので、 覇気がない。 どうしたか? まぶたの下にテープを貼ってみた。 すると、二重になって、目がパッチリと開くようになった。 病気とは思えないような、明るく、元気な顔立ちになった。 妻も、最初は若い女の子のようで、恥ずかしいなぁと言っていたが、考え方を変えたという。 まぁ、なんというか、 「まぶたのサロンパス」 なんだよね。