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新しい時代の幕開け ~つながりをどう生み出し、新しい価値を作り出すのか?

2023年GW明けから、コロナが2類から5類に移行する。
ようやく長い長いトンネルから抜け出した…ともいえる。

コロナ…ということを理由にいろんな繋がりが断たれ、悲しい想いをしてきた人もたくさんいた。これで、すべてが3年前に状態に戻るとは思えないが、少なくともいろんな規制は取り払われるはずだ。

つながりを大切にしてきた私たちもやっと自由に活動できる。
しかし、しみついてしまったこの環境がすべて取り払われるのは難しいかもしれない。マスクの着用は個人の判断になると言うが、「思いやり」を大切に…とか言われていては、人前ではなかなか外せないのではないだろうか。マスクを外している人は思いやりがないというレッテルを張られているようなもの。日本人は外国人のようにはいかない。

安心してマスクを外して、当たり前の生活をし、人とのかかわりを安心して取り戻せるようになるか、これからが社会がどう動いていくかは、私たちがどう動くかにかかっている。

みんなが待っていたコロナの終息?宣言・・・
しかし、子どもたちの中にはマスクを外すことをおそれ、自分をオープンにできない子が増えている。マスクの中に閉じ込めてしまった本当の自分をこれからどう出していけるのだろうか…。 

コロナ前から役員のなり手が少なくなり、PTA活動や子供会、老人会の活動もかなり自粛されきていた中でのコロナ禍で、その活動はますます縮小され、停止してしまったものも多い。実際にこれまで地域活動を担ってきた自治会の役員の人たちの意識の変化もある。コロナ禍、イベントもなくてよかったという人も少なからずいた。もう昔のようなやり方じゃなくてもいいんじゃない?と提案する人もいる。(これは前向きにとらえて)

これからは、この3年間で失ったものを私たちはどう取り戻すのか――ではなく、新たな価値を創造していくことが大事だ。
決して昔のようには戻れない。新たに生まれた価値と、これまでの価値をどう融合させ、これからの人の繋がりを大切にする社会をつくっていくのか、私たちは真剣に考えないといけない時を迎えようとしている。

まさに、これからが新しい時代の幕開けのとき。
そして、次の世代につなげていく大きな役割を私たちは担っている。

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