POGドラフト指名理由2020→2021その1(1〜2位)

今年のPOGの第一印象はズバリ1位候補が空巣。


恐らくそれは例年ならワンサカいるはずのディープ、ハーツ、キンカメの大物っぽい馬が一握りしかいないように感じたから。


去年はリアアメリアを全力で欲しいと思えたのですが、今年はそれより相当トーンダウン。
実際ドラ1で本気で欲しいと思えた馬が見つからずどうしたものか、非常に悩ましかったです。


その中でヨーホーレイク(母クロウキャニオン)のクジに参加しました。
理由はクズ出ない血統もさることながら馬体を見た印象から『これでハズレはないし、絶対カスではないから』と思えたので。


ただ現代のより進んだ超高速スピード競馬から見ると母父フレンチだけではトレンドが少し昔というか母系のスピードが若干足りなくなる可能性があり、例年馬場が超高速のダービーで良い勝負はできても勝つまでには至らないかな、と。
アークライトを自重した理由もそれが大元で、そこにプラス体がでか過ぎるのと母系のスピードがよりヨーホーより足りない感じがしました。

が、結果クジはずれ。


で、結局取れたのが母馬優先がありながら出資を見送ったセブンサミット(母シンハライト)。
全く取る気はなかったものの他人にドラ2で取られるくらいならという思いと、この血統は巡り巡って私が責任を取ることになる運命も感じて指名しました。(後ろ向き…)

実際この馬の評価はバワー型のマイラーだと見ています。
モーリスがどう作用してくるかはわからんのですが、血統からはサドラーをクロスしてしまうくらいなので道悪や荒れ馬場は鬼。
かなり重たいイメージの血統ながらシングスピール経由のグロリアスソングの牝系は最低限日本競馬への適性を上げてくることや牧場の評価がやけに高いことを考えるとケガさえなければ2勝はイケるはずです。


イメージとしては新馬→札幌2歳なら理想的で今年の皐月賞のような馬場になればクラシックでもと思えます。
ただスピード要素が足りないので、超高速馬場ダービーではモーリスそのものがこちらの予想を相当超えてこない限り間違いなくないと断言できます。
悲しいけど。

ちなみにサンデーのクロスも持ってますが、自分の印象として現状サンデークロスは狙うメリットがありません。
というか直近の父、母が持つ血に掻き消されているような感じに思えますし、本邦で溢れ返ったサンデーの血を持っていると配合面で寧ろ邪魔者扱いされているようにすら感じます。
明確に『これがプラス!』と論じられる人がいたら是非ともご教授頂きたいです。

2位レッドベルオーブ(母レッドファンタジア)は実質真のダービー候補と思っていたので、かなり思い切って上位指名しました。
実は1位単独射抜きを最後の最後まで迷ったほどでここは少し博打やったつもりです。


今年のノーザンのディープなら間違いなくこの馬こそがダービーを意識できる血統配合で今のトレンドに当たります。


昨年全兄レッドベルジュールも指名していましたが、その兄は追い切りでムラのある走りで半信半疑のまま新馬を使い快勝。


2走目はアクシデントがありアイビーSを回避。
3週も予定を延ばして挑んだデイリー杯では出遅れながらインに潜り込んだ豊マジックも炸裂し、後続を寄せ付けず快勝。
頓挫がありながら余裕で勝ってしまったパフォーマンスには本当にたまげました。


その兄に似たシルエットと雰囲気を感じられたので誰にも譲りたくはなかったです。
あとは能力がどれくらいあるか次第だが中間の雰囲気は動かしながら更に馬体増しているようで、パワーアップすればいよいよ楽しみになってくる。

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