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眠れない夜に

なんでもない大切な一日が終わる。
私は私のままで、他の誰でもない私自身のままで存在する。

夜は静かで空は妙に明るくて、それが何故か心地よくて。少し窓を開けるとやって来る風も丁度いい。

別に何かあったわけじゃないけれど、たまに空がさらに遠く感じるような、茜色の夕焼けがどうしてか悲しく思えるような、そんな日がある。
誰かに何かを伝えたいと思っていてもその相手を本当には必要としていなくて、本当は自分自身が受け止められないだけで。

明日も明後日も、変わらない毎日が続く幸せを感じていたい。覚えていたい。

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