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バレンシア留学 移動その2

スペインの首都マドリードにあるバラハス空港には予定の1時間少し遅れの14:45くらいに到着しました!

まずは入国審査が待っていました。
ヨーロッパ自体初めてだからびっくりしたのが、EU市民とそれ以外の人でゲートが思いっきり分けられてたことです、
看板のスペイン語と格闘しながら2種類の列のうちどっちに並べばいいのか見分けました!

カウンターでは
¿Puedes hablar español?とか
¿Qué estudias?とか
そんな感じの事聞かれて、それはさすがに理解できたから問題なかった(ちょっと安心した)


ただ他に、現在スペインではコロナに関連する入国制限として、
①ワクチン接種証明書
②陰性結果証明書
③回復証明書
のどれかの提出が必須になっています。
私は②ワクチン接種証明で入国審査に挑みました。

EUにもシェンゲン領域にも含まれていない日本国民な私は、日本の自治体(私はなみすけの区)によるワクチン接種証明書の他に、
スペイン保健省のSpTHというアプリ上で健康状態を記入すると発行されるQRコードが必要でした。

ただこのアプリ完全にスペイン語。
出発の72時間前以降登録が可能になるから日本で済ませたけど、
さすがに専門用語ばっかりで全部翻訳かけてたら、1時間以上かかって「もう私留学なんてできないじゃん…」って病みました

空港では何とかスクショしておいたQRコードを見せて無事スペインに入国できました😭

あとバラハス空港のおもしろかったところは、入国審査のあと電車に乗って預け入れ荷物受け取りの場所に向かうことです。
事前に調べて知ってたから焦らなかったけど、さすがにびっくりした!(写真は撮り忘れた☺️)


が!
 
ここからが試練の始まりでした。

自分のスーツケースが流れてくるのを待つ間、ママとLINEしながら乗らないといけないAVEを調べてたら、ママから

「そういえばSIMカード繋がってる?」
 
と確認のメッセージ。
日本で買ったSIMカードをドバイの空港で入れておいて、(まあ繋がるっしょ〜)くらいの気持ちでいたんだけど、
インターネット繋がってなかった…

2度とこの並び見たくない

空港に着いた瞬間にWiFiに接続したから気付いてなくて、
(あれ、これやばいじゃん、何も調べられない状況でどうやってバレンシアの不動産屋までたどり着けばいいの…)
ってパニックになっちゃって、とりあえず大泣きしながらママに電話した。

ママは、
SIM開通に出来そうなことは調べておくから、とりあえず必要な情報を今のうちに全部スクショしておいて
ってアドバイスをしてくれたけど、
結局繋がらず。
 
ちなみに4時過ぎまで(1時間近く)格闘したけどダメで、その結果ガチで時間との勝負が始まりました。


最初のミッションは
空港直通の駅
からマドリード中心部にあるAVEが止まるPuerta de Atocha駅までの移動。

とりあえず無人切符販売機に並んだけどなんにも分からない。
から、近くの窓口でお姉さんに
Quiero ir a la estación de Atocha…(Atocha駅に行きたいです)って聞こうとしたんだけど、
本当に全てが不安で泣きながらになっちゃって、
Estás bien?ってがちで心配そうに聞かれた。

ちなみにその窓口はmetro(マドリード自治州の地下鉄)で、私が乗りたいAVEはrenfe(国鉄)だから奥だよって教えてくれた。
本当に不安でボロボロな状況な中で、説明全部スペイン語だったのに理解できたのは今思うと本当に奇跡に近いと思う。

もう涙が止まることを知らない状況でrenfeの窓口に行ったら、お兄さんが対応してくれた。
お兄さん英語できたのが本当に救いだった😭

AVEに乗ってバレンシアに行きたいから、とりあえずPuerta de Atocha駅までの切符買いたいって伝えたかったんだけど、
まあ私がボロボロ泣きながら話すから聞き取りづらそうだった(ごめんねお兄さん)
そしたらAVEのチケットもその窓口で買えるって教えてくれて、この時点でAVEのチケットは無事買えた。😭

ちなみにその日(9/1)にマドリードからバレンシアに行くAVEはこんな感じだったんだけど、
私は8時までに不動産屋につかないと行けないから絶対に17:40には間に合わないといけない状況で、
一生懸命それを説明したのを覚えてます

ちなみにお兄さんからも
Are you OK?
って心配されながら見送られた

そりゃでっかいスーツケース2個持って大きいリュック背負ってるアジア人が泣いてたら心配にもなるよね

こんな感じで最初のミッションは、ボロボロ泣きながらも、AVEのチケットまで買えちゃうという棚ぼたに恵まれてクリア出来ました。



その後無事にPuerta de Atocha駅行きの電車(スクショしておいたやつ)に乗れて、安心してたんだけど、
途中の駅で同じ電車に乗ってた人が全員降り始めたんです。
 
私はスクショしておいたGoogleマップの電車以外は乗れない状況だったから、「この駅大きい駅なのかな」と思ってたけどさすがに心配になって降りたら、
ホームにいた男性2人組に
「降りて降りて」的なジェスチャーをされて、
ホームの反対側に来てる電車に乗るように教えてくれました。
乗ってた列車に不具合かなんかがあったっぽくって急遽変更になったっぽかった、本当に心臓に悪すぎるよね!アハハ

そして!無事!Puerta de Atocha駅に到着!
電車から降りる時お兄さんがスーツケースおろすの手伝ってくれて、優しさに感動した🥹

そして乗り換え、余裕を持って1番ギリギリの便にしたのは割と正解でした。
だってAVEにどこから乗れるのかすら分かんなかったから!!!!!!

おもしろいのが、少し心に余裕ができたら急にお手洗い行きたくなったこと。
駅の中の探したら1ユーロ取られた!
大きい駅の綺麗なトイレは基本有料なことを知りました。

ただそのトイレで偶然、近くのパン屋のフリーWiFiに接続出来ました😭
とりあえずこの時点でママにAVEのチケット買えて、今AVEに乗る駅まで来てる、ギリギリ不動産屋には間に合えそう、という連絡だけできました。
その時にママが、AVEの車内にはフリーWiFiあるから大丈夫だよって教えてくれて安心した。
本当に、LINEで会話出来て安心させてくれる親のありがたさを感じました。(この時点で日本夜の12時回ってました)

でもやっぱり私はばかなので気づいたら出発の10分前。
本当にアホ。
スーツケース2個持ってガンダした!
ちなみにAVEに乗る前には飛行機みたいに荷物チェックしました。
待合スペースみたいなとこに各便の発着情報がのってるディスプレイがあって、それを走りながら横目で確認したら1番奥で(私もうこれ留学諦めろって言われてるんじゃないかな??)と思った。

そしてAVEは全席指定で、チケットにその情報が書いてあるけど焦りと知識不足で探せなくて電車の外でもっと焦った。

思いっきり
coche 11     plaza7D
って書いてあるんだけどね!

でもスペインの人めちゃくちゃ優しくて、
チケット見せたら席教えてくれるし、
大きいスーツケース持ってるの見たら上に載せてくれたし(ガチで重い15キロとか)、
本当に救われました。

このようにして私が何年も夢に見たマドリード(小中時代は筋金入りのマドリディスタでした)での記憶は、97%泣いているものとなりました。

マドリード編があまりにも長くなったので、移動その3に突入することにします。
3000字以上もあるのに見てくれてありがとうございます!!

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