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【親子でポケカ】ポケキャッチのルールまとめ

こんにちは、へるしー(@healthy_pokeca)です。

家で小3息子とポケモンカードをしていると、5歳になったばかりの娘も興味を持ち始め、「ポケモンカードやりたい!」と言うようになりました。

これ自体はとてもよいことなのですが、ポケモンカードの対象年齢は9歳です。娘は対戦をやりたがるものの、親が2人分のデッキを使って説明しながら対戦する必要があります。本人はそれでもなぜか楽しそうなのですが、毎回だと親が結構疲れます。

そこで先日ポケキャッチを試してみたところ、なかなか楽しかったので、ルールやコツについてまとめてみます。

ポケキャッチとは

ポケキャッチとは、ポケモンカード公式チャンネルで2022/7/26に公開された動画で紹介されたポケモンカードを使ったゲームで、一言でいうと「ワザに必要となるエネルギーをポケモンにつけて、ポケモンをゲット(キャッチ)するゲーム」です。

動画のタイトルにもある通り、ポケモンカードのデッキを持っていなくても遊ぶことができます。

特に、まだポケモンカードをプレイするのが難しい年齢の子供へのポケモンカード導入として遊んだり、対戦の合間の息抜きだったりにオススメだと思います。

なおポケモンカード導入初期で子供と対戦する際は、是非「ハーフデッキ」も検討してみてください。詳しくは別記事を参照ください。

ポケキャッチのルール自体はとても簡単で、5歳になったばかりの子でも、一度教えながらやればやり方はすぐに理解できました。子供の個人差はとても大きいと思いますが、早い子は4歳前半くらいからでも遊べるのではないでしょうか。

ゲームの所要時間
1プレイ5~10分程度
(※カードを準備する時間は除く)

ゲームに必要なもの
以下の2種類だけ!です。
(1) 好きなポケモンのカード(1人5枚、2人合わせて計10枚)
※カード右上に描かれたポケモンのタイプ(炎・草・水など)が1人あたり3タイプ以上になるように用意する必要あり
(2) (1)で選んだポケモンがワザを使うために必要となるエネルギーカード(各タイプ、計10枚程度)

ポケキャッチのルール

冒頭の公式チャンネルの動画でルールが紹介されているのですが、実際にやってみると、公式チャンネルの説明は少し速いです。

初めてプレイする際、都度動画を止めてルールを確認しながらプレイしないといけなかったので、自分用にルールを書き起こし+一部気づいた補足を追記しました。

以下のルールの番号は、公式動画内のルール説明と番号が合うようにしています。

<カードの準備>

1. プレイヤーは2人。それぞれのプレイヤーが、好きなポケモンのカードを5枚(3タイプ以上)準備する。

この後の手順で、お互いが準備したポケモンのカードを混ぜることになるため、ポケモンのカードをお互いに持ち寄る場合は、どちらが何のカードを持ってきたか、あらかじめスマホのメモ等に記録しておくことを推奨。エネルギーカードも同様。

2. それぞれのプレイヤーが準備したポケモンのカードをすべて表にして並べる。このとき、お互いに3タイプ以上のポケモンが含まれていることを確認する。

上がプレイヤー1(竜1枚・雷1枚・水1枚・草2枚)
下がプレイヤー2(雷2枚・水2枚・草1枚)で、それぞれ3タイプ以上

3. 準備したポケモンのカードをすべて表にして並べた状態で、各ポケモンが持っているワザの中で、"最も多くのエネルギーを必要とするワザに必要となるエネルギーのカード"を枚数分準備して、ポケモンのカードの下にエネルギーの枚数がわかるように重ねて置く。

このとき、ワザを使うのに白色の無色エネルギーが必要となる場合は、用意したポケモンのタイプの中から、どのタイプのエネルギーカードを準備してもよい。

こんな感じで準備します。

<ゲームの準備>

4. エネルギーカードの準備できたら、それぞれが準備したポケモンのカードを裏向きにして混ぜて1つの「ポケモンの山札」を作り、シャッフルする。

「ポケモンの山札」は、2人のプレイヤーの間、左右いずれかに置く。

5. エネルギーカードも、それぞれが準備したエネルギーカードを混ぜて1つの「エネルギーの山札」を作り、シャッフルする。

「エネルギーの山札」は、2人のプレイヤーの間、ポケモンの山札を置いた側とは反対側に、ポケモンの山札とカード4枚分が置けるスペースを空けて置く。

上図では、左がポケモンの山札、右がエネルギーの山札、間にカード4枚分のスペース。
片付けで混ざると面倒なので、スリーブ(デッキシールド)は分けたほうがよいです。

6. はじめに、それぞれのプレイヤーが「エネルギーの山札」から裏向きのまま2枚ずつカードを引き、手札とする。お互い、相手に手札は見せない。

※初めてプレイする際は、お互いの手札をオープンの状態でルールを教えた方がわかりやすい。

手札2枚の心もとなさは異常。

7. 次に、いずれかのプレイヤーが「ポケモンの山札」から4枚を表にして、2人のプレイヤーの間、「ポケモンの山札」と「エネルギーの山札」の間に4枚並べる。

表にしたポケモンのカードは、2人のプレイヤーのうち、
年下の人にとって見やすい向きに置いてあげるのがよいと思います。

<ゲーム開始>

8. 2人のプレイヤーのうち、年下の人が先攻でゲームを始める。
運もありますが、基本的に先攻が有利なゲーム。

9. 自分の番のはじめに、「エネルギーカードの山札」からエネルギーカードを1枚引き、手札に加える。

10. 手札からエネルギーカードを1枚、場に出ているいずれかのポケモンにつける。

エネルギーをつける際は、ポケモンの下(自分側)につけ、何枚エネルギーをつけたかわかるようにつける。ポケモンのカードに重ねてしまうと、ワザに必要なエネルギーがわかりにくくなるので注意。エネルギーを1枚つけたら番が終了し、相手の番となる。

自分の番にできることは、エネルギーを1枚つけることだけ!

場に出ているポケモンに、そのポケモンが持つワザの中で、最も多くのエネルギーを必要とするワザを使える分のエネルギーをつけたプレイヤーが、そのポケモンをゲット(ポケキャッチ)する。

ポケモンにつけるエネルギーはそれぞれのプレイヤーごとにカウントし、両者でつけたエネルギーの合算はしない。(重要)

例えば上図の場合、カイリューVがワザを使うのに必要なエネルギーの種類・枚数としては揃っていますが、エネルギーのカウントはプレイヤーごとなので、ゲットできません!

ポケモンをゲットする際、プレイヤーは「ポケキャッチ!」と宣言する。(これはたぶん任意。でも言うようにした方が、盛り上がります。)

「ポケキャッチ!!!」

11. ゲットしたポケモンは、そのプレイヤーの手元(通常のポケモンカードでのベンチの位置)に表のまま置いておく。

このとき、ゲットしたポケモンについていたエネルギーは「エネルギーの山札」の下に、表向きにしてまとめて置く。通常のポケモンカードでの、トラッシュのイメージ。

ゲットしたポケモンは、そのプレイヤーのベンチの位置へ。
ポケモンについていたエネルギーは、「エネルギーの山札」の下へ。

12. いずれかのプレイヤーが「ポケモンの山札」から1枚引き、ゲットされたポケモンが抜けた位置に、表にして新しいポケモンを出す。

場には、常に4枚のポケモンのカードが置かれている状態にする。

ポケモンをゲットしたプレイヤーが出すのがよいと思います。子供はやりたがります。

13. 上記を、いずれかのプレイヤーが先に3タイプのポケモンをゲットするまで繰り返す。先に3タイプのポケモンをゲットしたプレイヤーが勝ちとなる。

14. プレイ中に「エネルギーの山札」がなくなった場合は、「エネルギーの山札」の下に置いた使ったエネルギーをすべてシャッフルし、もう一度「エネルギーの山札」として置く。

公式のプレイ動画

2023/7/19のポケカ公式チャンネルのライブ配信にて、ゲームの紹介と3回分のプレイ動画が公開されています。実際にプレイする前に一度見ておくと、流れがスムーズだと思います。

実際に遊んでみてわかったこと

ポケキャッチをプレイする上では、用意するポケモンのカードをあらかじめ準備しておく必要があります。

ルール上は、自分の好きなポケモンのカードを5枚用意すればよいのですが、一度やってみたところ「こういうポケモンは入れないほうがよい」「こういうポケモンをいれると面白い」というのがわかりましたので紹介します。

ポケモンの選び方

ポケキャッチでは、ゲームの前に、1プレイヤーあたり3タイプ以上かつ5枚までポケモンを絞る必要があります。

膨大な種類があるポケモンカードの中でカードを5枚(2プレイヤー分なら10枚)まで絞るのは、実際にやってみると結構大変で、時間がかかりました。

私は以下のやり方でカードを絞ったので、参考までに記載しておきます。

子供と準備すると時間がかかるため、カードを選ぶ準備まではある程度割り切って大人単体でやるのもアリだと思います。

  • ポケモンのタイプである程度絞る
    ルール上は、1人あたり3タイプ以上であればよいため、1人5枚で5タイプ、2人で10枚で8タイプすべてのポケモンを入れることも可能なのですが、最初はタイプの数をある程度絞ったほうが準備も簡単でゲームのルールもわかりやすいです。

    私は、草炎水雷の4タイプにあらかじめポケモンを絞った状態のカードの束を子供に渡してポケモンを選ばせました。

  • 人気ポケモンで絞る
    ポケモンの種類が1000種類を超えた現代、かっこいいポケモンやかわいいポケモン等、子供によって推しポケモンは全然違っています。

    そのため、ティーチングや交流会で遊ぶ場合は、ある程度幅広くポケモンを用意しておいた方がよいと思います。

    私は、Googleで「ポケモン 人気ランキング」で検索し、その中から上位30位くらいまでのポケモンをリストアップしてカードを選びました。

    正直サイトによってランキングの順位が全然違うので、あんまり当てにはならない気もしましたが、ある程度の傾向はあるかなと思いました。

  • 子供が知っていそうな(好きな)ポケモンで絞る
    子供が好きなポケモンがある程度わかっている場合、そのポケモンのカードを中心にピックアップしてもよいと思います。

    ただ、うちの場合はこれをやったら「このポケモンはすきなんだけど、このイラストはちょっとちがうんだよね」ということが多発しました。むずかしい…。

(参考)ポケモンの選び方まとめ
上記まで絞った上で、以下の手順で5枚を選びました。

  1. 「子供が知っていそうなポケモン」かつ「ワザに必要なエネルギーが2個以上のポケモン」のカードを、各タイプ5枚程度選出しておく。

  2. 草炎水雷の中から、3タイプまたは4タイプに絞る。(タイプが増えると、ゲームの難易度が上がるため)

  3. 2.で絞ったカードを子供に見せて、その中から3タイプ・5枚を選ばせる。

  4. 子供が5枚選びきれない場合は「使いたいポケモン」「今は使わなくていいポケモン」という2種類に分ける、を繰り返し行って5枚まで絞る。


入れないほうがよいポケモン

  • 「ワザが無色エネルギーだけ」のポケモン
    ワザを使うエネルギーが無色のみの場合、どのエネルギーでも必要な枚数さえつければゲットできてしまうことになります。

    この場合、ポケモンが場に出たターンに番だったプレイヤーが、そのポケモンに適当なエネルギーを毎ターン貼るだけで、確実にポケモンをゲットすることができます。

    戦略も運も必要とせず、ゲームの面白みが減ってしまうため、入れないほうが無難です。

ポケキャッチでは使いにくい無色ポケモン
  • 「1エネルギーのワザしか持っていない」ポケモン
    たねポケモンに多いのですが、こちらも場に出たターンにそのタイプのエネルギーを持ってさえいれば、出たターンにすぐ取れてしまうために戦略性が低くなり、あまりオススメできません。

    最低でも2エネルギーのワザがあるポケモンを入れたほうがよいです。

    子供が好きなポケモンがたねポケモンの場合や、ラッキー的な位置付けで10枚の中に1~2枚程度入れるのは、ありかもしれません。

娘の好きなポケモン筆頭

入れてみたら面白かったポケモン

  • 「ドラゴンタイプ」のポケモン
    ドラゴンタイプのポケモンは、複数のタイプのエネルギーを必要とするワザを持つことが多いという特徴があります。

    10枚の中に他に入れるポケモンのタイプと合わせて入れることで、難易度を少しだけ上げることができ、面白かったです。

この場合、10枚の中に水タイプのポケモンと雷タイプのポケモンも入れる

おわりに

今回はポケキャッチについて書きました。

年齢的にルールを覚えたり対戦したりするのはまだ早いかも・・・というお子さんでもポケモンカードに触れることができる、とてもよい遊びだなと思いました。

実際に遊んでみて気づくこともあったので、今後も色々試して追記していきたいと思います!

ポケモンカードって楽しいね!!

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