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自作曲『この世の最上のわざは何』のパイプオルガン・バージョンです!

原詩:Hermann Heuvers 意訳作詞・作曲・演奏:Koki Kobayashi
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ヘルマン・ホイヴェルス神父がドイツ人の友人から贈られた『最上のわざ』という詩があります。

その詩の英語版を私なりに和訳してからまず先に作曲を行い、そのメロディに合わせて『最上のわざ』を意訳して作詞したものが、今回発表する『この世の最上のわざは何』という自作の讃美歌です(*^^*)

ここに『この世の最上のわざは何』のパイプオルガン・バージョンの音源を発表します。合わせて、私が作詞した歌詞を記しますので、どうぞ音源データをお聴きになりながら歌詞をご覧くださいませ。

『この世の最上のわざは何』
原詩:Hermann Heuvers
意訳作詞:Koki Kobayashi
作曲・演奏:Koki Kobayashi

(前奏)

~1番~
この世の最上のわざは何?
楽しい心で歳を取り
働きたくてもひと休み
喋りたくても黙ること

挫けそうな時に待ち望み
静かに十字架を担うこと
若さを見ても決して妬まず
親切で柔和であること

  神は最後に最上のわざを残される
  それは祈りだ、友よ
  この手は何もできなくとも
  最後まで合わせられる

老いの重荷は神の賜物
古びた心に磨きをかける
まことのふるさとへ行くために
主の前に静まる

(間奏)

~2番~
人のために働くよりも
謙虚に人の世話になり
へりくだり 落ち着いて静かに
主の血潮をあおぐこと

  神は最後に最上のわざを残される
  それは祈りだ、友よ
  愛するすべての人の上に
  神の恵みを求めるために

すべてをなし終えたとき
世の鎖を外し終えたとき
臨終の床に主イエスの声を聞くだろう
 「来たれ、わが友よ。われ汝を見捨てじ」と
  アーメン


ホイヴェルス神父は1890年ドイツに生まれ、1909年にイエズス会に入会、司祭に叙階後の1923年に来日して上智大学の学長をお務めになりました。

『最上のわざ』という詩は、林幹雄編『人生の秋に』(春秋社、1969年)という本の中に収められています。

歌劇や能・狂言などの分野でも優れた作品を残されたHermann Heuvers神父に心からの敬意を表しつつ、ホイヴェルス神父と愛なる神様にこの讃美を捧げます。

今日は台風の被害が懸念されていますが、皆さまの霊肉の健康が今日も神様によって守られますように、皆さまがご無事でありますようにお祈り申し上げます。

お読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします(*^_^*)

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