見出し画像

やっぱり怖い脳疾患

死因の上位は1位がん・2位心臓病・3位老衰・4位の脳疾患です。数年前までは第3位50年ほど前までは1位の脳疾患。医療の発達により、亡くなる人は減りましたが病気になる人は減っていないのが現状です。
脳疾患の怖いところは、亡くなるよりも半身まひになったり、言語障害になったりと後遺症が残ることです。

有名人でも、長嶋茂雄さん・西城秀樹さんミスチルの桜井さんなどお亡くなりになった方、リハビリをして苦しんでいる方、元気に生活をされている方と多くの方がこの病気にかかられました。

脳疾患の原因】
加齢 男性50歳以上  女性45歳以上
不整脈(心房細動)を持っている
腸内環境が悪い  便秘・下痢を良くする
糖尿病がある
静脈瘤がある
甘いものや脂物が好きである

「高齢者に多いわけ」
ストレス・食生活・外傷などにより年齢が関係なく血栓が出来ます。しかし若い間は、血管内に血栓ができても肝臓でプラスミンを産生します。このプラスミンが血栓溶解酵素で血栓を溶かします。
このプラスミンが40歳を境に分泌が減ります。これが「虚血性疾患」が高齢者に多い原因です。

長嶋茂雄さんが脳疾患になった原因は、不整脈の心房細動のなっていたからだと言われています。心房細動は80歳以上の20人に1人がかかっており、原因は加齢・遺伝・肥満です。症状としては動悸やふらつきがあります。
通常心臓は70回~100回位脈を打ちます。脈が速い場合は「頻脈」遅い場合は「徐脈」と言います。

「不整脈の種類」
徐脈ー50回以下
   40回以下ペースメーカー装着
   今はペースメーカーの性能もよくなり12年に1回交換
期外収縮ー脈が飛ぶ
頻脈ー100回以上脈を打つ
   150回以上はキケン
   心房細動

「心房細胞とは」
心臓には左右心室と左右心房の4つの部屋に分かれていてこの4つの部屋を通って全身に血液を送ります。血液は腎臓を通ってろ過をされ、肺を通って酸素を取り入れます。
しかし心房部分に1分間に200~600回ぐらいの痙攣を起こします。痙攣を起こすことにより血液が心房内に滞留して、ろ過されることも酸素を取り入れることもできません。血液が『瘀血(おけつ)』状態となり血液がドロドロとなり血栓ができます。この血栓が何かの拍子にはがれて血流に乗り脳血管を詰まらせます。これが「心原性脳塞栓症」という病気で長嶋茂雄さんがかかった脳卒中です。

「腸内環境」
腸内には約1000種類100兆個の細菌が約1500g存在しています。
腸内細菌は、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7の健康時割合で存在しており、このバランスが、ストレス・加齢・食生活を含む生活習慣の乱れで悪玉菌が増え下痢や便秘の原因となります。悪玉菌の1つにウエルシュ菌があり、この菌が毒を吐き血栓を作ってしまうのです。

「静脈瘤」

次のような方が出来易いです。

  • 女性である

  • 妊娠の経験がある

  • 高齢である

  • 立ち仕事をしている

  • 普段あまり歩かない

  • 冷え性を持っている

静脈はふくらはぎのところで2本に枝分かれしており、静脈瘤として我々の目につくのは、表面の血管だけです。症状としては下記の順番で起きます。
ふくらはぎに静脈が浮き出る
激痛が走る
痒みが出てくる
皮膚の表面が黒ずんでくる
脚にバイ菌が入り壊疽(えそ)を起こす

もし静脈瘤が出来た場合、大きく分けて予防・治療法は2つです
手術をする
弾性ストキングを履く

手術は詰まったところの血管を取り出し元気な血管と交換をするか若しくは詰まったところをレーザー光線で焼き切るかどちらかの方法です。

最近では箇所を問わず手術をする場合や妊婦さんにもよると思いますが、お産をする時にも血栓が出来ないように履かされます。

ドラックストアなどにもられ売られているのですが、ドラックストアの物はファションを重視しているために弾性の力が弱いし、。病院の物は弾性の力が強すぎるので超自我ン履けないという欠点があります。

以上のような原因で脳卒中が発症します。
テレビや雑誌などで脳卒中の前触れとして次のような事が挙げられています
頭が痛い
手がしびれる
茶碗や箸を落とす
などですが、実際このような症状が出てからでは遅いと私は思います。私の知り合いは既往症もなく48歳の2月のある晩に急に頭が痛いと言って近所の救急病院に運ばれました。検査の結果緊急入院の緊急開頭手術でした。「クモ膜下出血」でした。病院には運ばれてから1週間後に亡くなりました。

脳疾患の原因が当てはまる方は、お金はかかりますが「脳ドック」の受診をお勧めします。受診項目や設備によって検査代が5000~500000円とかかりますが、大きな脳の血管が切れたり、詰まったりする前には毛細血管が詰まったり切れたりします。このことをラクナ脳梗塞(微小脳梗塞)と言います。このラクナ脳梗塞の良いところであり怖いところは「自覚症状」がないことです。自覚症状が出てきたらもう手遅れなのです。

もし不幸にも発症したら、発症してから検査間半以内ならt-PAという薬で血栓を溶かします。しかし倒れてから4時間半以内に治療は難しく全体の20%ぐらいしか治療できません。今はt-PAとステントを血管内に入れて血栓を取り除く「血管内治療」の併用や、倒れてから8時間以内なら血管内治療のみ行います。しかし血管内治療は高齢になってくると血管がもろくなっているためにステントを入れるのが難しくなってきます。さらに退院後には抗凝固剤の「ワーファリン」など薬を出されます。
この薬はビタミンKと反応し,ビタミンK は薬を効かなくさせます。
ビタミンKは納豆や青物野菜に多い栄養です。

誰もなりたくてなったわけではないので、ならないように予防が大事です。
運動不足や水分不足にならないようにし血栓溶解効果のある「納豆」をお勧めします。ワーファリンを服用されている方は食べれませんが、納豆のネバネバの酵素には血栓溶解効果があります。しかも昔ながらの臭い納豆にはにおいの成分の、4、400という栄養があります。このポリアミンは心臓の若返りに効果があり心房細胞の予防になります

年齢が若く全く症状がない方には納豆をお勧めしますが40歳以上の方には、納豆とナットウキナーゼのサプリメントをお勧めいたします。サプリメントをお勧めするわけは有効成分の量です。

40歳を超えると何らかの症状が出てきます。納豆だけでは有効成分の量が取れないからです。

いろいろとサプリメントは出ています。容器の裏を見て有効成分の内容を必ず見て購入してください。ナットウキナーゼなのか納豆をすりつぶしたものなのか血栓を溶かす有効成分がどれだけ履いているのかを店員に聞いて下さい
薬と同じ血栓溶解度は、2000FU以上と言われています。
この溶解度を答えられないところでは購入しない方が良いと思います。
(私の意見ですが、ビタミン・ミネラル以外のサプリメントで1か月分3000円以下の物は効果がないものが多いです。)

宜しかったらフォロー「スキ」をお願い致します。

♯脳疾患  #納豆   ♯健康  #静脈瘤




     




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?