僕のバレーボール論

 ダイドーの鬼滅の刃コラボのカフェオレをガチャ感覚で自販で買う男。そんな僕です。#店で買えば選べる#一喜一憂が楽しい

 さて、今日は僕が10年近く競技しているバレーボールの考え方について、、、。今現在大学の部活に所属しているというわけではないが、とにかく県大会出場していることに満足しているような高校で自由主義(勝手にそう思ってた)で育てた僕のバレーボールについての考え方を記録として残したい。
 まず、前提として僕の高校の部活のバレー部はシステム的なディフェンスもシステム的な攻撃もしていなかった。攻撃の時のサインもスパイカーが声を出して決めるという原始的なやり方で行っていた。しかし、これでも得点できたし、実際地区予選は勝ち上がったのが事実なのでこれはこれでよかったと思う。今、強豪の人とバレーするとサインとかがあってそれはそれで面白い。要は、僕たちはオープンバレーで勝ち上がったということを伝えたい。
 前提はこんなところにしておいて、極論、全英のスパイカーはトスさえ上がれば得点することができる。これが僕の持論だ。相手がどんなシステムを組もうと多分点は入る。そう思っている。

 では、どう考えているか。僕はコートという考え方を少し変えてみた。スパイクはコートに入らないと1点にならないと思われがちだが、実はそうではない。バレーボールは面白く、ドッチボール的な要素もある。相手が触れればコートに落ちなくてもいいのだ。こう考えただけで僕の得点力は変わった。オープントスで打ちやすいトスが上がることはほとんどない。そこで、コートではなく相手を狙うことにした。そうすると、出てくるブロック、構えているレシーバーを見る必要が出てくる。意識をボール以外にそらしたことで力みも消え判断を空中で行うという面白さも増えた。実際、相手に当てることができ、あたってからレシーバーがとれないとこまで飛ばすのがコツだということも分かった。

 続いて、高校に入ってから変化させたことは主に3つ。

 1つ目はジャンプ力。
 実はこれに関しては変化させたというよりはいつの間にか飛べるようになったというのが正しいと思っている。ジャンプ力が伸びたことで知れたことはジャンプ力が伸びても決定率は上がらないということ。結構悲しい現実だと思う。ちなみにジャンプ力は助走ありのリングジャンプがもともとバスケのボード下だったのがリングを触れるくらいになった。大体20㎝くらい伸びたのかな?  今は両手で掴めるからもちょっと飛んでると思う。メートルジャンパーまであと10㎝ってところ、、。

 2つ目は打ち方。
 結局これが見につけば決定力なんて寝てても上がると思う。まず始めたのはダイレクトスパイクを真下に落とせるようにすること。下にしっかりと叩けるかは選択肢を増やすのに非常に重要だ。そして、次にサイドラインとエンドラインに制球した強い球を打てるようにした。地区大会だとこの二つさえ再現性高くできれば余裕で勝てる地区だった。実際今もこの二つばっかりしてるけど、、、。
 打ち方で身に付けたことはかなりあって、ストレートを向いたままクロスに打つ。逆にクロスを向いたままストレートに打つ。助走と打つ方向を空中の身体のひねりと肩の可動域だけで変えることもできるようになった。自由主義の中だからこそスパイクを遊びながら打てたことは自分の成長につながったと思う。何より、弱小校のエースはいセットで上がってくるトスの量が恐ろしく多いから、たくさん失敗を重ねることができたのが一番大きな成長の過程だと思う。

3つ目は、ミート力。
 僕がスパイカーとして試合で使用され始めたのは高校2年の夏から。それまではオールラウンダーに近かったので空いてるポジションを回されていた。中学も身長が低くセッターだったのでスパイカーの期間は高校引退までで丁度1年だった。そのなかで勝てるようになりたかったし、自分の調子次第で勝ち負けが決まるチームだったから余計に自分が成長したかった。そこでボールを叩くときに自分でコントロールしなければ打ち方を覚えても狙えないことに気づき、一週間でミートを身に付けた。腕がとれるかと思ったがミートが出来るようになったことはかけがえのない技術を身に付けることになった。スパイクはただ叩くだけで決まるかと思っていた中学の頃とは価値観が心機一転し、人がいないところにボールを置きに行くだけで点が入るということがどれだけ楽なのかを知ることができた。とにかく、ミート力はスパイクの基礎になるからとても重要だった。

はい。ここまでは僕が高校時代に身についたことでした。こうやって書いてみると意外と考えてバレーボールしていることが分かって面白い。

これだけでは終われない💦💦

なぜ、必ず点が決まるかについてもう少し語りたい。スパイクの時の状況は簡単に言えば1対6という状況。相手6人を一人で打ち崩せばこっちの勝ち、、ただそれだけ。しかも、ルール上相手に当てればコートはあってないようなもんで、アンテナに当てればこっちの点、ブロックに当てて自分のコート側に飛ばしたら相手は追ってこれないというルール。こうして考えるとどうみてもスパイカーのほうが有利に感じる。ルールを考えた時にこのが必ず入るという考えが浮かんだ。
 ルール的には上記に挙げたどれをしても1点につながるから基本パワープレーでフッ飛ばせば1点。
 じゃあ次にコートに落とすことを考えた場合の考えかた。まず、自分の得意コースは誰にでもある。このコースに最善の状態で打てばほぼ決まるコースのこと。このコースには相手はブロック2枚と1人は必ずいるはず。レシーバーは多分2人いると思う。この2人を動けないようにするには得意コースを磨き上げ強打で動かせないようにすればいい。次に、打ち方のところに書いたように得意コースを向いたまま違うコースに強打を打てればそのコースの1人も動けないようにすることができる。これで、動かないブロック2枚と動けないレシーバー3枚の出来あがり。そして、ブロックの指先を狙ってコート外まで飛ばせれば後ろのひとりは前に出てこれない。ここまで来たらやることは1つ。そう。フェイントをするだけ。強打とフェイントで乱せば僕への対応がなくなる。はい。何をやっても決まります。(笑)
 強打も得意コースに対して回転の向きを変えること、落下点を変えること(サイドラインいっぱいに打つ等)するだけで決定力は変わり、フェイントも落とすだけのフェイントとプッシュフェイントを状況によって変えるだけで効果が変わる。フェイントの構えから何打を打つことだってでき、強打と軟打、フェイントの3つを強さ、角度、高さを変えるだけでとりにくくなる。

ルール上の特性とスパイク自体をかけ合わせれば決まらないことはないと思う。バレーボールは相手より選択肢が多ければ決まるから、相手の選択肢を狭めつつ自分の選択肢を増やせれば決まる。あいにく、プロのレベルとかでどうなるのかはわからないのであくまで僕がやったことがある環境下での話となるが、僕のバレーボール論でした。

スポーツは楽しめ!!
#試合に勝てばミスが多くても大丈夫 #勝てばいいただそれだけ

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