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【ワーク・エンゲージメントの記事紹介


ワーク・エンゲージメント、という言葉について、このような記事を発見しました。
自営業者、起業主の場合は、自分が行う事業に対してのワーク・エンゲージメントと解釈できるのかと思いました。

所属がある人と、個人事業の立場では、仕事に対するマインドが、多少なり異なる場合と、そうでない場合があるように思います。あなたはどんなふうにお思いになるでしょうか?

さて、
色々な人がワーク・エンゲージメントについて研究しているそうです。
とても興味深い内容でしたので、ご紹介します。
自分の仕事との距離やあり方を考えるヒントになるかもしれません。

【〔ポジティブ心理学〕ワークエンゲージメント とは?その効果と高め方】
https://lightworks-blog.com/pos-psych-work-engagement?fbclid=IwAR2egl80qhIdKJQGWG_kfeLfNP5WifpwiEsOEFuy1we9U8rDXjceCjTXlhA

”エンゲージメント”とは、「会社や仕事に対する愛着心」といった意味で使われることが多いようです。
このエンゲージメントはどうすれば上がるのか、高い低いをどう測るのか、など、様々な会社が研究し調査しているそうです。

この記事では、次の項目について書かれています。

1.ギャラップ社の「エンゲージメント調査」
2.シャウフェリ教授の「ワークエンゲージメント」
3.エンゲージメントを高めるには
4.仕事の意味を見つけるエクササイズ
5.まとめ


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(記事より)
『ユトレヒト大学のウィルマー・シャウフェリ教授は、「ワークエンゲージメント」という概念を明確に定義し、それを測定する調査方法を確立しています。

2-1. ワークエンゲージメントの定義
もともとシャウフェリ教授は、労働・組織心理学者として、いわゆる「燃え尽き症候群」の研究を行っていました。しかし、ネガティブな症状ではなくポジティブな状況に着目するというポジティブ心理学の考え方に基づき、「燃え尽き」と相対する「ワークエンゲージメント」についても掘り下げていったのです。
彼が定義する「ワークエンゲージメント」は、次の3つのキーワードから成り立っています。』

◎活力(Vigor):高いレベルのエネルギーやレジリエンス(逆境から素早く立ち直る力)、仕事に進んで努力を注ごうと思う気持ち、困難に直面しても粘り強く頑張ること。
◎献身(Dedication):仕事にしっかりと取り組むこと、意義、熱意、創造的刺激、誇り、挑戦を体感すること。
◎没頭(Absorption):仕事に完全に集中、没頭し、時間があっという間に過ぎ、仕事と自分自身を分離するのが困難なほど一体感を感じること。

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エクササイズは、自分でやってみるといいかなと感じました。
1人で黙々と考えるのにも限度があると思う方は(私はそうです)、仲間と時間をシェアして、考えたことをシェアすると、スムースに考えることができる&深まるかもしれませんね。

いまは、”自分を知る””強みを知る”などのオンラインやリアルのセミナーが、きらめく星の如く沢山あります。私も参加することがありますが、その前に、こういう指標を使って、自分で考えてみたもいいかしら、と思います。お金もかかりませんしね^^;;

エクササイズ、ちょっと転載ご紹介します。詳しくは本文でご確認くださいませね。

▶自分が日々やっている主要な業務内容を、1つずつ付箋に書きます。
▶それらの付箋を、X軸(かけている時間が少ない→多い)とY軸(重要性が高い→低い)の4象限のどこかにマッピングします。
▶第1象限(かけている時間が多く、重要性が高い)に入る業務について、その業務を何のために行っているのか(目的)を考え、新しい付箋に書きます。
▶その業務を行う「ことによって」何を実現するのか、というふうに、より上位の業務へと遡って1つ1つ付箋に書き、「究極の目的」まで到達します。
▶2.のマッピングで第2~4象限にマッピングされたものについても、同じように遡っていきます。
▶どこかの段階で、3・4ステップで到達した「目的」と重複すれば、それらの業務は「究極の目的」につながっていることになります(略)。
(続く:略)

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私が興味を持ったのは、前述のシャウフェリ教授の調査のカテゴリー、  活力献身没頭、2020年3月まで10年所属した職場において、どうだったかな、と考えました。

そして、個人事業主の場合の活力献身没頭、これらは組織に所属している以上に、自身でのバランス・コントロールが要るのではないかとも。
その基盤となるのは、”自分を整える”ということだと思います。

余談めきますが、新型コロナ感染の事象が起きたとともに、私の退職後の生活が始まり、自宅でPC動画を見る機会が増えました。フリータイムには、YouTubeで好きな歌手の動画も。
エンターテイメントの業界は、今年は嵐に翻弄され、本当に大変だと思います。その嵐の中で、柔軟に舵を取ろうと、様々な活動を模索していると感じつつ、視聴しています。
その姿を見て、彼らのブログも併せて読むと、この”自分を整える”を大切にして精進されているのが伝わり、励まされる気がします(おばちゃんになったんだね、とか、いい年齢になったなあと思ったり^^)。人に見られ、魅せる仕事の方々、その人の人柄が透けてみえますので、やはり内面や私生活、いわば生きる基盤が大切なのだと思えます。

そんな風に思いますと、さて、自分はどうだろう?ほんとうに、その仕事、好きなのか?、没頭できているのか?、続けたいのか?、と問いかけますが、自分のこと程わかりにくいもの。
そんな時に、客観的なデータを取ろうとする調査の手法を使うことは有益だと考えます。

対人支援職の場合、「相手(クライエント)のために」と思って仕事をすることがあります。これは大切ではありますが、これだけだと、いつか息切れしてしまいます。
「自分のために、しごとはどんな意味があるか?」という問いが必要なのではないでしょうか。これは、クライエントとの適切な距離を取るためにも、考える必要を感じます。経験者であれば、折に触れて。
なにやかや、私自身、同じ業界で働いて30年が過ぎました(ビックリ!)。経験者こそ、自分を整える時間を持つことが必要、しごとの意味を内省することが要るなあと思う今日この頃です。


どの項も意味深い記述ですので、読んでみてはいかがでしょうか。

〔ポジティブ心理学〕ワークエンゲージメント とは?その効果と高め方

1.ギャラップ社の「エンゲージメント調査」
2.シャウフェリ教授の「ワークエンゲージメント」
3.エンゲージメントを高めるには
4.仕事の意味を見つけるエクササイズ
5.まとめ


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