薬剤師の備忘録 時間薬理学 血圧

病気がない人の血圧変動は朝は低めで昼夕方と高く、就寝時に低下するというリズムをとっている。
加えて、夜間の血圧は昼間と比較して10〜20%低いとされている。

しかし一部の高血圧患者では夜間の血圧降下が弱かったり、低下しなかったりする。
その場合の心血管障害リスクなどは、正常に低下する人と比較して高くなってしまう。
ここから先はどのタイミングで降圧剤を服用するかで心血管障害リスクが減少するのか、その論文はどこまで信頼できるのか、薬効別ではどの服用タイミングがコンプライアンス向上に繋がるのかなどを見ていく。

ここから先は

438字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?