女性のためのヘルスラボ(佐賀市)

妊娠出産を機に発症する健康問題は将来の健康にも影響を与える可能性があります。助産師:佐…

女性のためのヘルスラボ(佐賀市)

妊娠出産を機に発症する健康問題は将来の健康にも影響を与える可能性があります。助産師:佐藤珠美と理学療法士:坂本飛鳥は、女性の産前産後の健康回復と生涯の健康をめざしヘルスラボを2024年2月にスタートしました。女性の健康をより良いものにするための取り組みや課題を発信してまいります。

マガジン

  • スキンケアの基礎

    スキンケアブームですが、意外に基本的な知識やスキルが不足しているようです。助産師としてのスキンケアの気づきについてまとめていきます。

  • 助産師と理学療法士による姿勢と健康の話

    助産師と理学療法士の立場からフォーカスした姿勢と健康についてまとめていきます。

最近の記事

私の更年期ものがたり

更年期研究を始めたわけ 私が更年期研究をはじめたきっかけは個人的な問題からでした。NHKの「虎に翼」の主人公寅子ではありませんが、思春期の頃から月経困難症がひどく、悩んでいました。あまりの痛みで、夜中にお腹を抱え込み、トイレの前で床に転がっていることが度々ありました。また、生理が始まると経血もれが気になり、白いものや薄い色ものを着ることができませんでした。今思い出すと、お腹を締め付けるのは苦しいはずなのに、スカートの下にはブルーマーをはいていました。さらに生理中の特有の臭いも

    • スキンケアこぼれ話#1-衣類-

      スキンケアというと、洗浄、保湿、保護と言われますが、肌に触れる衣類も重要な役割を果たしています。今回は、肌着についてお話します。 1.肌着は着なくても良い?  最近おしゃれを意識してなのか、肌着を着ない人が増えているように思います。肌着には、汗や皮脂汚れを取る役割があるのに、肌トラブルは大丈夫かなと思ってしまいます。大人だけでなく、乳児においても短肌着は必要ないと考える人もいるようです。確かに、ぐにゃぐにゃした赤ちゃんに短肌着、長肌着、洋服と重ねて着せるのは大変ですね。で

      • 手や手首の痛みを予防・軽減したい方へ

        これまで、産後女性の手や手首の痛みについて調査してきました。その成果を共有させていただきます。 1.なぜ産後のけんしょう炎に注目したのか 今から約20年前ころから、育児期の母親の変調に気づきました。抱っこがうまくできない、その理由の一つに手や手首の痛みがありました。友人の調査に、産後の手の痛みの項目を入れていただき、パイロット調査をしてもらうと、なんと入院中、産後早期から、手の痛みを訴える人が2割近くあることがわかりました。それから、産後の手や手首の痛みの実態と育児との関

        • 妊娠、産後、育児期の不調をあたり前にしないために

          妊娠したから、産後だから、子育て中だからと、「不調や痛みは仕方がないもの」だと、女性自身も周囲の人も思っている人が多いようです。 1.産前・産後の不調と痛みを軽減し、女性に余裕を! ・妊娠期から産後1年まで、多くの女性が様々な不調を抱えています  例えば:   肩こり、腰痛、手や手首の痛み、尿もれ、おならや便のもれなど ・しかし、多くは子ども、家事優先で、自分のことは後回し ・自分のことを省みたり、ケアする余裕がありません 2.産前・産後と女性の生涯の健康との関連 ・

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          1本
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