からだ(音楽瞑想)
みなさま、こんにちは
今朝の「音楽の絵本(66)」(音楽瞑想会)ありがとうございました。
今回は「からだ」というエッセイを演奏とともにお送りいたしました。
アーカイブは以下でご覧いただけます。
https://youtu.be/usHtK3QlFKE
KABUTO 音楽の絵本
Story-66 からだ
「目を閉じます。今朝はご自身のからだを思ってみたいと思います。
からだを通して、さまざまなことを感じさせてくれます。幸せな思い、喜びの思いにもなります。
また、からだそのものも広大な宇宙と言えます。われわれのものさしを考えなければ、1つの細胞さえ広大な宇宙に思えてきます。
からだを思いながらひとときを過ごしたいと思います。
柔らかな風が吹いてきて、心地良いなぁと思う
風がからだを包み込む
風と自分がひとつ。
暖かな日差しに、からだがポカポカしてくる
遙か遠くから届く光がとても優しい
日差しと自分がひとつ
遠く浮かぶ雲が、ゆっくりとした時間を伝えてくれる。
仕事に追われてふと空を見上げるとやすらぎがある
雲と自分がひとつ。
疲れたなぁと思ってベッドに入っても翌朝スッキリしている
眠りがからだを回復させてくれる
朝の光からエネルギーをもらって全身が輝く
森の中、鳥のさえずり、風に揺れる木々の葉の音
もっと耳を澄ますと、草や花の会話まで聞こえてきそう
森と自分がひとつ
からだが持っている「五感」
美しい景色に見とれたり、好きな音楽を聞いて癒される
友人と握手をすると、手の温もりに安心が生まれる
夕餉の美味しそうな匂いに笑顔になり、一口一口味わい食べる
五感がたくさんの幸せをもたらす
からだには60兆の細胞がある
1つ1つの細胞の働きが生命を維持してくれている
1つ1つの細胞に感謝の思いが湧いてくる
からだにある血管は「動脈」「静脈」「毛細血管」
全身に酸素と栄養を運んでくれて、古い血液を新しく作り変えてくれる
その長さは約10万km。地球約2周半にもなる
このからだも壮大な宇宙
心が今とても穏やかです。安心と幸せの中にいます。
夜、空を眺め、少しずつ動いていく月や星々に、地球の自転を思う
これが地球からの宇宙の眺め
地球と自分がひとつ
遠く瞬く星に親しみを思う
もしかしたらあの星にいたことがあったかも
星と自分がひとつ 宇宙とひとつ
ゆっくりと、もともとのあなた自身を感じていきます。
目を閉じたまま、だんだんとご自身に戻っていきます。
自分自身を感じていきます。全身を左右に少し動かしてみてください。
手の平を広げてください。
「からだは宝物」その喜びを感じています。ご自身がかけがえのない存在であることを思い、安心と幸せに包まれていることを感じます。
ゆっくりと目を開けてください。
ありがとうございました。
今、素晴らしいエネルギーに包まれ、満たされています。
すべてがひとつということは、あなたはすべての命「ひとつひとつ」であるということです。
良い一日をお過ごしください。」