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『若杉ばあちゃんの 今日も明日も身軽な暮らし 医者や薬もご縁なし』 若杉友子

母の病気が発覚してからは、健康や食事に関するいろいろな本を読むようになっていました。その中で食養料理・野草料理研究科の若杉友子さんの本と出会いました。


私が過去に読んだ本

『子宮を温める健康法』『若杉ばあちゃんの伝えたい食養料理』『こうして作れば医者はいらない』などですが、他にもいろいろな観点から本を執筆されていますので、もし興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。

最新刊について

今回の新刊『若杉ばあちゃんの 今日も明日も身軽な暮らし 医者や薬もご縁なし』が出たのでさっそく読んでみると、な、なんと冒頭から驚いてしまいました!!少し抜粋します。

〜抜粋〜
今どきの言葉で言うと「シェアハウスでの一人暮らし」
ばあちゃんはここ数年、古い学生寮みたいなところに住んでいます。

私が若杉さんの本を読んでいた頃は大分で一人暮らしをしていたのですが、
現在は京都の中心部にお引っ越しされて「シェアハウスでの一人暮らし」をしているそうです。この本ではその京都での日々を綴っていて大変興味深い内容でした。

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

若杉さんの心も体も身軽で過ごす生き方は、忘れかけていた先人たちの知恵がたくさん詰まっていて、まさに温故知新。必要最低限のモノしか持たず、贈り物でいらないものはきちんとお断りする。その他にも火鉢を使って生活していたりするので、これらをすぐに実践するのは難しいかもしれまん。しかし、実際に若杉さんの考え方や生活を垣間見ることで、このような暮らし方もやろうと思えばできる、できることから始めれば良いと提示していただいているんだなと思いました。

終わりの始まり

そして若杉さんは近い未来をこんな風に考えていらっしゃいます。

〜抜粋〜
買う暮らしは毎日楽しいかもしれないけれど、こういう時代はやがて終わりが来るでしょう。
今は、終わりの始まり。


物質的に満たされた世の中はもう長くは続かないということ。なぜなら今は大転換の時期真っ只中。私たちのこれまでの価値観も変化していくことでしょう。『モノもお金も最小限』いっきに何かを変えようとすると、とてもエネルギーがいることだと思います。だからこそ、ちょっとずつ先人の知恵を試して日常生活の習慣にすることができると心も体も楽に過ごしていくことができるのではないでしょうか。


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