帰るたびに、そうだここで私は住んでいたんだって思う現象に名前をつけてほしい
ここで生活してたんだなあと、そんな実家に帰ってきてないわけではないのに
大学生で一人暮らしをしていると向こうにも生活ができて、ルーティーンがあって
そんな生活ももう3年経つのかと、
こんなに街灯少なかったのか とか
こんなに鈴虫の鳴く音も聞こえたのか とか
これが当たり前だったのに、向こうの生活に染まってしまったらしい と毎回。
朝よく聴いた生活音も、生活の匂いも、母の口癖も、景色も全部変わらないままなのだと。
変わってしまったのは私なんだなとしみじみ
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