見出し画像

アリーナチャンピオンシップ5に出場したが最下位だった人の話

謝辞

アリーナチャンピオンシップ5(以下、AC5)に出場することが決まって以降、いくつかのオンライン、オフライン大会に参加して練習しました。特に、はでらCS、迫真MTG、ゆる速、てんていさんサーバーで企画された大会参加や情報提供などが大変励みになりました。表題の通り、結果は全く奮わず、応援してくださった皆様に報いることができませんでしたが、世界の舞台に立つことができ、さらに競技シーンに対するモチベーションが上がりました。今回は応援されっぱなしの大会でしたが、今後は私も誰かの勝利に貢献できるようなプレイヤーになるべく、また私自身ももっと勝てるプレイヤーになるべく頑張りたいと思います。重ねて、AC5にあたってご協力してくださったコミュニティの皆様、本当にありがとうございました。


記事の目的

初めまして。hashimoと申します。noteを書くのは初めてなので読みづらい、誤字脱字など多々あるかと思われます。先んじてお詫び申し上げます。筆を取ろうと思ったのは理由は
・今後の活動の反省に活かせるかもしれない
・せっかく世界の舞台に立てたので何か残したい
というゆるふわな動機でございます。なので取り留めなく文章を書いていくと思いますし、私自身はプレイヤーとして強い訳ではないのであまり皆様のマジック活動のお役には立てないかもしれません。暇潰し程度に読んでいただけると幸いです。

AC5の権利獲得

23年12月の予選ウィークエンドで権利を獲得しました。予選はイクサランリミテッドで、両日ともプールに恵まれて2日目の予選を6-2でフィニッシュ。
12月中にはリーダーボードの順位も確定して運よく本大会の参加が確定しました。

初日 7-1
2日目 6-2

AC5 ドラフトラウンド

いけると思ってた時期がありました…

ピック

1-1のピックが最大の分岐点かつもっとも反省すべきピックだった気がします。1-1は大ドルイドの魔除け犬の散歩者の二択でした。直近の練習で赤系のアグロばかりやっていた私は本番も赤アグロがやりたくてここで犬の散歩者をピックしましたが、もっとやり込んでる人ならレアから入れたと思います。この後、1パック目の遅い順目でギルドパクト、ニヴ=ミゼットが流れてきたのですが赤アグロで進めていたのでスルーせざるを得ず、振り替えてっても1-1からかなり怪しいピックをしたと反省しました。
1-2で参考人をピックし赤アグロに進み、1-7でうなる大殺犬をピックして練習どおり赤黒アグロへの渡りをつけました。あとはパッとしないピックが続き(ゆえにあまり覚えてないのですが…)、3-1のレアは斧折りのフェロックス。ここでも緑か…と後悔しながらカットしました。結局レアは取れず、一応マナカーブだけは整えたアグロを完成させました。

マッチ

そしていよいよマッチに入ったのですがドラフトラウンドでまさかの
0-3、、、予選をリミテッドで抜けた者としてまさか0-3はしまいと思ってましたが甘かったです。赤黒アグロは直近で練習した卓ドラでもよく試した形であり、そこそこ勝てていたのでピック終了時点では練習通りピックできたと思ってましったが、1回戦、2回戦が緑多色のレアカチ盛りデッキ。アイゾー二に盤面ひっくり返されたりサイドしっかり絆魂持ち生物入れてきたりと的確対処されてビートしきれませんでした。みんなうますぎ。
3回戦の相手は華やかな支配者、テイサなどのレアがしっかり取れた白黒アグロ。0-2対決がアグロ対決だったことを見ても、アグロプランは負け組だったと言わざるを得ません。このマッチは相手の3ターン目テイサ×2で全くいいところなく敗北しました。

AC5 構築ラウンド

まずデッキについてですが、自作の緑単を持ち込みました。

魂の緑単…

デッキ選択理由

私は紙では主にパイオニアをプレイしてるのですが、パイオニアというフォーマットが始まって以来、ほとんど緑単しか握ったことがないプレイヤーです。直近で偉大なる創造者、カーンが禁止となり緑単信心はメタゲームから弾き出されてしまいましたが、カルロフ邸でギルドパクトの力線と大ドルイドの魔除けが追加されたのを見て、また緑単組めそうだなと思いました。
カルロフ邸リリース後、すぐにデッキ組んでエクスプローラーのラダーに潜り、2ターン目に絶え間ない飢餓、ウラモグをプレイしながら「ぶん回ったらどのデッキにも勝つな」などと思い、また緑単の回し方については一定の知見があったので、2月上旬には緑単にほぼ決め打ちしました。
また、参加者が確定した段階で私を除く31名のアカウント名をXで調べたのですが、前回優勝者やPT常連など競合ばかりだと分かり、普通にメタゲーム内のデッキを使ってもミラーで勝てないと思いました。その点、緑単信心はほぼ全く意識されておらず、ぶん回りは実力差を返せるパワーがあるのではと考えたのも、このデッキを選んだ理由でした。
デッキ見ていただくと分かるとおり赤タッチしたり変なカードいくつか入っていたりなのですが、構成について語ると長くなってしまうので今回は割愛します。需要がありそうなら別途書こうと思います。

マッチ

day1:0-3
day2:1-2
全然勝てませんでした。初日は吸血鬼1、アマリア2でした。元々アマリアはかなり不利だと思っておりましたが初日から2回当たり、しかも毎ゲーム4ターン以内にコンボ決められてボロボロでした。アマリア対策に巨大焦し大口とかいう謎カード入れてるのですが、これを出しても毎回召喚の調べからスカイクレイブの亡霊が飛んできてあまり対策として機能しませんでした。元々、巨大焦し大口は時間稼ぎ用で本命は揺れ招きで相手をロックするつもりだったのですが、毎回スカイクレイブの亡霊が出ると同時にアマリア側のコンボが始まってしまい、想定していた動きができませんでした。別の対策を講じた方がいいかもしれません。加えて、デッキ公開制であることがかなりアマリア側有利にはたらいてそうでした。こちらの妨害手段は限定的なのでマリガンし得とばかりに余裕でダブルマリガンされ、完璧な初手を探しに行かれたようでした。
2日目は吸血鬼2、イゼフェニ1でした。なんとか吸血鬼から1勝もぎ取って全敗は避けましたが余裕の最下位です。本当にありがとうございました。

反省

PCのスペックがクソだった

実はドラフトラウンドの1回戦目にフューチャーされたのですが、PCが重すぎて全然ゲームになりませんでした…せっかくの舞台でこんなことになってしまい、私自身も悲しかったですし、フィーチャー見てくださった視聴者にも本当に見苦しいところを見せてしまい申し訳ない気持ちでした。ちなみに私のPCは五年前くらいにかったmac book airです。普通にMTGアリーナを遊ぶ分には事足りるのですが、フィーチャーで使用したninjaというカメラ用のwebアプリの負担がかなりあったようで、まともにカードのドラッグすらできない始末でした。正直論外。今後私と同じ轍を踏む人が現れないように明言しておきますが、オンラインでMTGをガチろうとお考えの方はPCをガチりましょう。AC5は最下位でも1500ドルの賞金が出るので、大会終了後、私は即ゲーミングPC買いました。

練習方法が間違っていた

AC5に挑戦するにあたり、プロ集団がチームを組んで臨んでくるのにどう対抗しようか考えました。デッキ選択の部分で書きましたが、まずメタゲームじゃんけんに参加すると絶対に優勝できないと考え、独自デッキを持ち込むという方針を決めました。その上で、この独自デッキをひたすら磨いてエッジを出していこうと考えました。なので、カルロフ邸がリリースされてからAC5までの約2ヶ月、ひたすら緑単を回しました。

一生分エクスプした

ラダーにひたすら潜り、マッチごとのキープ基準、サイドボーディングなどを詰めていきました。数はこなしましたが、ラダーはメタ外の様々なデッキとマッチングします。AC5は出場者32名と少数で、メタ外のデッキを持ち込む人はかなり少ないと読めます。であるならば、ラダーをひたすら回すより、誰かにお願いしてTier1のデッキとひたすらスパーリングした方がよかったかもしれません。数はこなせても、大会の性質を考えるとかなり質の低い練習方法をとってしまった可能性があります。AC5のようなプレミアムイベントへの参加経験がなかったため、良い練習方針を立てることができなかったなと反省しております。

最後に

というわけで、私のAC5への挑戦は最下位という結果に終わりました。結果は残念でしたが、上記で述べたようにさまざまな反省点が浮き彫りとなり、今後の活動に向けては大きな収穫があったとも感じています。
アリーナチャンピオンシップは5月の予選から制度が変わり、予選がハードルが下がるようなので、また改めて挑戦していこうと思います。
また、PC新調したので今後はちょくちょく配信活動もしていこうかと思います。

本記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。またプレミアムイベントに名前が上がるよう、頑張っていきたいと思います。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?