インド占星術と「出生時間」
インド占星術では、母子手帳に書いてある「出生時間」をお知らせいただいています。
私が学んでいるラオ式インド占星術では、おひとりにつきホロスコープがD1、D9など11個あります。
そしてインド占星術はハウスを重視します。
D1チャートでは約2時間でラグナが変わります。
D9チャートに関しては10分~13分の幅でラグナが変わります。
※ラグナ:生まれた時に東の地平線に位置していた星座、アセンダントのこと
例えばD1チャートのラグナが変わると、ご自身のパーソナリティが変わったり、興味の方向が変わったり、人生の流れを見るダシャーが変わる可能性があるため
まずは母子手帳に書いてある「出生時間」が必要になってきます。
また、人生で起きた重要なライフイベントや学業、ご両親の職業などもお知らせいただいています。
どうしてこういったことを事前にお知らせいただくかというと、ホロスコープの精度を上げるためです。
例えば母子手帳に書いてある「出生時間」でも、さらに時刻修正して数分ずらした方が鑑定に使える正確なホロスコープになることが多々あります。
実際、私も出生時間を6分早くずらした方が鑑定に使えるホロスコープになります。
こんな感じでラオ式インド占星術11個のホロスコープが鑑定で十分に使えるように、人生で起きた重要なライフイベントなどをチェックして、より正確な「出生時間」に近づけていきます。
過去を振り返るのがつらい、またはめんどくさい…と思われるかもしれないですが
11個それぞれのホロスコープと
人生で起きた重要なライフイベントなどとの
整合性が取れてくると
パズルがはまっていくように、ホロスコープに出ていることとそれが起こる時期(ダシャー)がピタリと重なっていくのです。
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