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イヌ

イエイヌの通称。広義ではキツネやタヌキなども含む。

古に家畜化された動物のひとつであり、
古くから人間の狩りのパートナーとして扱われている。

実家でも犬を二匹飼っていた。

一頭は柴犬のメス。

非常に縄張り意識の強い犬で、
幼いころに嚙みつかれてからかなり怖がっていた。

老年には丸くなり、少しは仲良くすることが出来たと思う。

もう一頭はラブラドール・レトリーバーのオス。

かなりの甘えん坊の遊びたがりで、
誰にでもとびかかりに行く犬だった。

当初は外で飼う予定だったのだが、
しばらく外につないでおくと「家に入れてくれコール」をし始めるので、
結局室内で飼う事になった。

犬の散歩担当は兄や姉が主だったので、
主に餌やりの当番だった。

柴犬の事は怖がっていたので、
極力彼女の縄張りに入らないように餌を与えていた。

ラブラドールレトリーバーは、「待て」をさせるのが大変で、
低い声でしっかり指示をしなければ一瞬で食べてしまう。

実際何度も食べられてしまった事があった。

犬たちの事を自分が大事に出来たかというと、
あまり大事に出来ていた気はしない。

散歩に連れていったり、なでたりはしていたが、
ちゃんと面倒を見ていたのは自分以外だった。

そういうところもあり、動物を飼う事には消極的である。

飼えるのはせいぜいがデジタルペットくらいだろうな。

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