チャンスを掴む
昨日は、海外の航空会社でパイロットとして乗務されている日本人の方のお話を伺う機会があった。
日本人が海外でパイロットの職を勝ち取るというのは、相当なハードルがあるのだということが分かった。彼らは皆、パイロットとして生きていくために、何がなんでも、どこでもいいから、まずは就職をするという気持ちで、apply し続けたのだろうと察した。
そう、ここの航空会社じゃなきゃヤダなんて、拘りは捨てるべきなのだ。生きていくために。
僕には、行きたい航空会社がある、ただ、そこだけに拘り続けると、チャンスを掴めない。
パイロットにとって、環境を選ぶこと以上に大切なのは、環境を変えていく、環境マネジメントだ。
なぜなら、刻一刻と変化する気象、Emergecyという環境変化に柔軟に対応しなければならないからだ。安泰の場所などないのだ。理想の環境など用意されていない。
これは、航空会社を選ぶ時も同じことだろう。どの航空会社に入るか、ということよりも、その航空会社で何をするか、だ。もしも、望んでいない航空会社に入ったとしても、そこで、変えて行く方が価値は大きい。
考え方を改めた。
そういえば、最近無用な拘りが無くなってきた。
レストランで食事をする時も、あるメニューを選んで、あとでこっちの方が美味しそうだったと分かった時も、「まぁ、いっか」で済ますようにしている。何を食べるか、よりも誰と食べて、何を感じるか、そういう方に価値を置いている。
ヒントは意外に生活の中に転がっている。