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危機感

百田尚樹氏の日本国紀を途中まで読んだ。ふと、今の世の中と照らし合わせてみた。江戸時代から明治の幕開け、欧米諸国の脅威に晒されて、安泰だと思い混んでいた社会が一変する。文字通りの危機感を感じた日本人は、動かざるを得なかった。

今はどうだろう?目には見えない脅威に晒されて、世界は、世の中は、一変した。

明治維新の後やがて、ロシアの侵略行為を発端とする、日露戦争が起こっている。

今はどうだろう?ロシアの侵略行為を発端として、ロシアとウクライナ間で戦争が始まった。

この状況をどう見る?安泰が未来永劫続くと思い込む保証などない。正に危機感を持つべき時に来たのだ。

ではどうすべきか?それは、社会におんぶに抱っこではなく、自立することである。個人の自立は、組織の自立であり、組織の自立は国家の自立である。

自立する為には、世の中を渡り歩いていけるだけの武器がいる。ここでいう武器とは、知恵、技術、人脈等の総称である。

即ち、自分の付加価値をつけていかなければならない。危機感を持って動かなければならない。

行動をするのではない、行動をせざるを得ない状況だと言うことを認識しなければならないのだ。

僕達は、変化を拒む。安泰を好む。だが、一度危機に直面した時に、もの凄い潜在能力を発揮する。日本を救った先祖がそうであったように、そこに意志さえあれば可能なのだ。怯むことなく、勇気を持って進もう。