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Voice

 今日は、管制官のお話を聞く機会がありとても勉強になった。その方は、管制官であり、パイロットでもあるので両方の視点を持っておられる。

 とても印象に残っているのは、管制官はVoice を非常に重要なファクターと捉えていること。パイロットと管制を繋いでいる最たるものは、肉声でのやりとりだ。管制官は、パイロットの声の波長、声色で管制指示が伝わっているかを読み取るらしい。例えば、自信のなさそうな声で返答したり、語尾に行くにつれて声のトーンがダウンしていくようなパイロットととのやりとりは、こいつ本当に分かっているのか?と注視するそうだ。僕もまだまだ管制官とのやり取りがスムーズにできていないことがある。目には見えない管制官に対してきちんとやり取りをするようにしよう。小林さんの本の中にコミュニケーションの5Cが出てきた。

Clear 明確

Correct 正確

Complete 完結

Concise 簡潔

Confirm 確認

この5つの中で最も重要なのは、Confirm確認、とおっしゃっている。確かに、今日管制官の方も、管制官も人間だから間違えることはある、だからパイロットがConfirmする、アサーションをする、ことが大切だ、とおっしゃっていた。

 責任の押し付けあいでもなく、相手に言われるがままにするのでもなく、おかしいな?と思っていつまでも放置するわけでもない。

航空安全という目的を果たす為に、互いに協力し合うのだ。そこは、やっぱり人と人とのコミュニケーションなのだ。機械にとって変わることはできない。勇気を持ってコミニュケーションを積極的にとって行こう。