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固定観念と信じること

今日は、鹿児島空港RJFKから大分空港RJFOまでのNAVをやった。行きは僕で、帰りは社長。やはり第三者の目から見てもらうと、自分では気付かなかったことが見えてくるので、ありがたい。

今日のポイントは、固定観念の排除。

一番取り入れようと思ったのが、 Cruise からApproach に入るdistend Rateだ。
16NMは、100ktで約10分。3500feetから500feet/min で下ろそうと思えば、7分で降りてしまうから、3分早い。最終の変針点から大分空港は、West bound だから、巡航するなら、3500feetから偶数プラス500Feet 高度にする必要があるが、空港に近づいているのに、4500フィートにあげるの、ナンセンス。となると、変針直後に降下すればよい。だが、いつも500Feet/min で降りているから、固定観念で、そう降りるための降下開始点を、設定していた。じゃぁ、16NMから降下開始して、うまい具合に空港に到達するには、、降下率を下げればよいのだ。そういうことがパッと浮かぶかどうか。浮かんだら、じゃあいったい、何feet/minで降りればいいのか?10分で3500 feetならば、350feet/minで降りればよい。こういう数字が使えるには、やっぱり頭の中に引き出しを作ったかないといけないなと思った。

では、固定観念を取り外す為には、どうすれば良いのか?

固定観念のルーツは、大きく2種類あると思う。

一つは、頑固から来る固定観念。

一つは、自信のなさから来る固定観念。

僕の場合は、後者だ。自信のなさは、余裕のなさ(遊びのなさ)を引き起こし、さらに固定観念を引き起こすことに繋がる。

ならばだ、やっぱり自信をもっともつようにすれば良い。ミスしてしまうのではなかろうか?という自信の無さがミスを引き起こすこともある。ミスは絶対にしない。自分ならできる、とまずはそういう心構えで望むこと。ミスをしてしまったら、その時初めて謙虚に受け止めればよい。初めから、ミスをするだろうなー、あー、やっぱりかー、という弱腰ではいけないのだ。

僕のフライトレベルは、確実に進歩している。そこに、自信を持ってやっていこう。自信が生じれば、心に余裕が生まれ、固定観念が取っ払われて、そのできた余白に効率、要領、状況に応じた機転が入り込んでいく。

できないという恐怖を、できるという光で照らしてあげよう。