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感謝の連鎖

撮るものがないから、また飛行機を撮っている。

野村克也監督の超二流という本を読んだ。監督が重視されていたのが、人間教育だそうだ。そして、感謝をしなさい、取り分け親への感謝をしなさい、と選手に指導していたそうだ。

僕はどれだけ親に感謝できているだろうか。人と比べるものではないけれど、親孝行で旅行に連れてってあげる、という友達の話を聞くと、僕はそういうことは全然してこなかったな、と負い目を感じる。とは言ってもそこはしゃあないと割り切って、これからもっと感謝して行こう。大そうなことは今はしてやれない。ただ、一日の終わりに、

お父さん、ありがとうございます。

お母さん、ありがとうございます。

とただ声に出してみる。声に出せなければ、心の中で呟く。

子が親に感謝する。その子が親になった時、子に感謝される。そうやって、感謝は脈々と受け継がれていくものだ。感謝は、連鎖するものなのだ。