Beck Depression Inventory−II(BDI-II)

2002年にKojimaらによって日本語化され、その日本人への応用が可能であると結論づけられたBDI-IIを使い、今の自分を評価してみた。

"We conclude that the Japanese version of the BDI-II is psychometrically robust and can be used to assess depressive symptoms in Japanese people."
Kojima, M., Furukawa, T., Takahashi, H., Kawai, M., Nagaya, T., & Tokudome, S. (2002). Cross-cultural validation of the Beck Depression Inventory-II in Japan. Psychiatry Research, 110(3), 291-299.

結果は28点だった。
うつ状態のレベルとしては「中程度のうつ状態、専門家の治療が必要」

休職に陥ったときは軽く40点は超えていた。
当時は、自分自身を含め全てのモノを破壊したくて仕方がなかった。
どうすれば最悪のシナリオになるか、それしか考えてなかった。

あれから認知行動療法を学び、マインドマップを体得し、産業カウンセラーの資格を取得し、アンガーマネジメントや交流分析など実に様々なものを学び身につけていった。
おかげで幼い頃から短気であった性格は身を潜めることになり、心穏やかに人と接することができた。
その反面、あまりに相手のことが気に掛かってしまい(交流分析でいうところの自我状態:AC)身動きが取りづらくなった部分もある。
それがBDI-IIスコアを高めているのかもしれない。

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